相変わらず番外は何もかもが嘘くさいなあ。登場人物どころか地の文まで嘘くさい。事件自体も荒唐無稽なパロディみたいなノリだし。楽しいといえば楽しいけれども、イメージががたがたと音を立てて崩れていくのがわかってなんともいやん。ちゅーか何処のライトノベルですか。『百器』は「本人が書いた本人のパロディ」みたいなノリを楽しめれば勝ったも同然だけれど、合わないと苦しむだけのような気もしないではない。
だって、アレを指して「理想的」「完璧」「万人が望む姿」はないだろう、幾らなんでも。絵面を想像してしまうのはきっと作者の思う壺なんだろうなあ。神無月のもってる鏡も一読全力ネタバレだったし。
あの人にはご登場願いたくなかったというのが全くもって正直な本音でございまする。

もっと緻密な京極が読みたいなあ。60点辛口。

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