最寄り駅から大阪駅までの電車の中で『老人と海』を読み終えてしまいましたよ!いやだって、血沸き肉踊るハードボイルド小説だったのですもの。中学生くらいをだまくらかして「冒険小説だよ」って読ませても大丈夫な気がする。ヘミングウェイの骨っぽさはまさしく漁師の老人の、働くことによって削がれた手の骨のようだ。
訳者の福田恒存の解説にふんとかはあとかほへえとか。うんうん頷きながら読みました。そう、つまりそういうことなんだ、僕がアメリカ文学を愛せないのは。同時にこれが、自分とヨーロッパ文学の縁が薄い理由だったりもするのだろうなと。まあでも、日本文学>ヨーロッパ文学>アメリカ文学って感じの並びですわな。

今気がついたんだけど、中国文学を何処に入れようか。

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