何を勘違いしたのか母に向かって「芥川賞受賞作品」と解説してしまった『脳男』。いやそれありえないから。気付いてすぐに訂正したので以下何事もなかったかのように感想。
色々使い捨てというか出しっぱなしというか。出したものにきちんとケリをつけてくれていないので(具体例:青木)どうにも散漫な印象が拭えない。もっとタイトにつめて濃縮還元120%くらいにしてくれれば丁度いいと思われる。主人公も刑事と女医と脳男のどれかに絞った方が良かったなあ。刑事を主人公に一本書いたら、菊地秀行みたいなそれはそれは無茶で面白い話が出来そうな予感がするんだけど。
まあ第一作目でこれなら大したものなんだろうなあ。とか、最近濃い上に重いものばかり読んでいるからジェットコースター系は評価が低くなるのかなあ、とか。まあ色々。フォローフォロー。

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