黒理瀬だー!

『麦海』で学校を出てから理瀬はまっしぐらに突き進んでいるようですね。うんうん。彼女の将来が非常に楽しみだ。ネタバレしたくない方は『三月』『麦海』を読んでからご覧下さい。

あの素晴らしいパパ上の母君である祖母がお亡くなりに。血の繋がっていない伯母(だか叔母だか。血が繋がっていないならこの表記は意味がない)と住むことになった理瀬。祖母君の思い出詰まる屋敷には、思い出と一緒に「魔女の館」という中傷めいた噂と、なんだかやばそうな「ジュピター」が詰まっておりましたとさ。
「ジュピター」の謎を探り出しながら、それを他の人間に悟られることなく暮らさなければならない理瀬の明日はどっちだ?!頼りになる従兄弟も二人ついてきて、最後の最後まで気が抜けないサスペンス。
いやー、好対照のいとこが好感度高めと思いきや、潜む伏兵、意外な結末。事件が転がり始めるまでの息苦しさと、転がり始めてからの一気呵成な展開、予想外の結末が非常に良い。ゴシック体がないのも素敵(そこにこだわるか)。「R」についての手記を誰が書いていたのか解らなかったので、もう一回読み直してきます。

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