米原万里著、新潮文庫。

1ダースが12なのは、我々の世界に限ったことなのです。魔女の世界では1ダースは13。異文化同士の間では、何が常識で何が非常識かなんて相対的なものでしかない。異文化の激突するその現場で、同時通訳者という橋渡し役をなりわいとする著者が書いた13章。
言葉は文化なのだから、言葉を理解するということは、文化を理解するということに等しい。
何が常識であるか、というのは前後の文脈に依存する、文脈というのは状況、文化といっても差し支えない。
我々は、文脈から、判断に関して多大な制約を受けている。
当たり前のことをつらつら書いてみました。
面白かったことは面白かったけれど、微妙な感想しか浮かびません。タイトルが良すぎたので、それに釣られて期待値も高くなりすぎたのかもしれません。
何故下ネタの話しとなると、みんななれほど嬉しそうなのか、と真面目に考察してる辺りは飲食禁止。公共の場でも読んではいけません。うっかりしてると色々壊滅的なことになります。

山菜……。

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