そういえば『薔薇の名前』を読んでいたときに、特殊な名詞ならともかく、形容詞や一般的な名詞で知らない単語がごろごろ出てくるのが久々の体験で嬉しく、広辞苑を片手に読んでいたのですが、その時に遭遇した言葉。

渾天儀

見たことのある字面なのに、それがなんであったのかどうしても思い出せず、こんてんぎこんてんぎ、と広辞苑を捲ろうとしたときのことです。
ふと、思い出せないけど適当に想像してみよう「こんてんぎ」。あってたら自分グッジョブ。と、できごころで想像したのが運のつき、何故か真っ先に浮かんだ単語が

ふんどし

であったために、賢明にして有徳なシルウェステル二世が写本一冊のために貴重極まりない「ふんどし」を手放してました。しかも「ただしそれはあくまで『ふんどし』であって己の貞節ではない」というどこのブルセラ少女だよオイという状況になっていました。
「渾天儀」が「地球儀」の親戚であることは字面で一目瞭然なのに、何を考えていたのかしら。

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