フジモトマサル、中公文庫。

「てのひら絵本」という中々に素敵シリーズのうちの一冊。やるな中央公論新社。
ちょっとlongなgoodルームです(「長め」を英語に出来ない自分の語学力の低さを公表してみる)。

絵本だけど、これ子供が読んで楽しいかな。大人向けブラックな感性がそこはかとなくただよう。

ライオン君は自分の才能について激しい勘違いをしているようなので、同居人は指摘してあげるといいと思います。
アンティーク雑貨にこだわりのある男。
同居人のオオカミをナチュラルに尻にしく赤頭巾。
近所に引っ越してきたペンギンさんとお近づきになれて大興奮な白熊。

なんかこう、人間味溢れる人間関係ですなあ。

ところで羊さん、水害直撃地出身の人間としては、それあんまり笑えないですよ、と無粋な萎えかたをしてみる。現実のできごとのせいで虚構を楽しめないって不幸な話だなあ。あああ。

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