『ラヴクラフト全集1』
2005年8月17日 未分類H・P・ラヴクラフト、大西尹明訳、創元推理文庫。
文庫でラヴクラフトの全集が揃えられるなんて創元推理はなんて素敵な文庫をつくったのだろう!ばんざーい、ばんざーい!我が家にくとぅるーちゃんとにゃる様がやってくるよー!
と、大喜びで家主に自慢。常日頃からSAN値が激減などというネタを振っている家主なので、当然読んでいるものと決め込んでいたら、なんと読んでいないという。えええー!だまされた!クトゥルフ話が通じてTRPGの存在を知っていて、PS2版のデモンベインを購入する人間の中で原作を読んでいない不届き者なんてわたしくらいだと思っていたのに!
くとぅるふちゃんからお手紙着いた、読んでもないのにSAN値が激減〜♪
それはさておき。作者の名前、つづりが「LOVE」craftだったんですね。luvとかlavとかlovとか色々予想していましたが、loveだけはないと思っていたので思わず吹き出してしまいました。愛クラフトさん。
「インスマウスの影」
「壁のなかの鼠」
「死体安置所にて」
「闇に囁くもの」
4本収録。「インスマウス」は読んだことがないのに粗筋をざっと知っていました。やはり有名なのだなあ。なんというか、ホラー系のゲームでありそう、命がけ鬼ごっこ。まず部屋から脱出して、追っ手に捕まらないようにアイテムなどを駆使しながら街の外へと逃げ出すのが最終目的。追っ手は視力が弱いので、離れた場所で敵視界を横切る際は歩いていかないと駄目なんですよ。走っちゃうと正体がばれてみんなが一斉にこっちくるの。でも、歩くのは移動速度が遅いから、見つかったときは走らないとあっというまに捕まっちゃったり。ディープワンズと命がけ鬼ごっこアクション。装備品は懐中電灯、システムで地図を参照しながら、刻々と変化する状況を読みつつダッシュ大脱出!そんな妄想。
「死体安置所」も何処かで読んだことがあるような気がするんですが思い出せません。前半が非常にホラーなので、びくびくしながら読んだら、強烈なブラックジョークでした。引っ張って引っ張って、最後に明らかにする(落とす)文章書くのが上手いなあ。
散々あちらこちらでエピソードだけつまみぐいしてから原典に臨むと、なんだか拍子抜けするようなことがありますね。デモンベインのインスマウスのエピソードが、小説ほとんどそのままでびっくりだ。
この訳では「ニャルラホトテプ」表記ですが、わたしが最初に遭遇した訳は「ナイアルラホテップ」でした。雑誌ムーか何かで目にしたのが最初かなあ。家の中にある活字を片っ端から読んでいたときのことで、そのときわたしは何故かにゃる様を「エジプトの神様」だと思っていました。ホルス神と並んでる女神ってそんな名前でしたっけ……?たぐいまれな混同。菊地秀之は「ヨグソトース」表記ですよね。たしか。あちらこちらで見た訳がごっちゃになっているようです。あの発音不可能な単語の数々をどう表記するかが、クトゥルフをどの出版社で読むか選ぶときの大事なポイントでした。いいものをすすめてもらってとても嬉しい。人生の先達よ。
内容に余り関係ない感想ですが、猫の「くろすけ」は英語原文ではなんと呼ばれていたのでしょうか。日本語の黒すけに当たる英単語……気になる。ジャスコの看板にある「AEON」があいおーんに見えてきたどうしよう。
文庫でラヴクラフトの全集が揃えられるなんて創元推理はなんて素敵な文庫をつくったのだろう!ばんざーい、ばんざーい!我が家にくとぅるーちゃんとにゃる様がやってくるよー!
と、大喜びで家主に自慢。常日頃からSAN値が激減などというネタを振っている家主なので、当然読んでいるものと決め込んでいたら、なんと読んでいないという。えええー!だまされた!クトゥルフ話が通じてTRPGの存在を知っていて、PS2版のデモンベインを購入する人間の中で原作を読んでいない不届き者なんてわたしくらいだと思っていたのに!
くとぅるふちゃんからお手紙着いた、読んでもないのにSAN値が激減〜♪
それはさておき。作者の名前、つづりが「LOVE」craftだったんですね。luvとかlavとかlovとか色々予想していましたが、loveだけはないと思っていたので思わず吹き出してしまいました。愛クラフトさん。
「インスマウスの影」
「壁のなかの鼠」
「死体安置所にて」
「闇に囁くもの」
4本収録。「インスマウス」は読んだことがないのに粗筋をざっと知っていました。やはり有名なのだなあ。なんというか、ホラー系のゲームでありそう、命がけ鬼ごっこ。まず部屋から脱出して、追っ手に捕まらないようにアイテムなどを駆使しながら街の外へと逃げ出すのが最終目的。追っ手は視力が弱いので、離れた場所で敵視界を横切る際は歩いていかないと駄目なんですよ。走っちゃうと正体がばれてみんなが一斉にこっちくるの。でも、歩くのは移動速度が遅いから、見つかったときは走らないとあっというまに捕まっちゃったり。ディープワンズと命がけ鬼ごっこアクション。装備品は懐中電灯、システムで地図を参照しながら、刻々と変化する状況を読みつつダッシュ大脱出!そんな妄想。
「死体安置所」も何処かで読んだことがあるような気がするんですが思い出せません。前半が非常にホラーなので、びくびくしながら読んだら、強烈なブラックジョークでした。引っ張って引っ張って、最後に明らかにする(落とす)文章書くのが上手いなあ。
散々あちらこちらでエピソードだけつまみぐいしてから原典に臨むと、なんだか拍子抜けするようなことがありますね。デモンベインのインスマウスのエピソードが、小説ほとんどそのままでびっくりだ。
この訳では「ニャルラホトテプ」表記ですが、わたしが最初に遭遇した訳は「ナイアルラホテップ」でした。雑誌ムーか何かで目にしたのが最初かなあ。家の中にある活字を片っ端から読んでいたときのことで、そのときわたしは何故かにゃる様を「エジプトの神様」だと思っていました。ホルス神と並んでる女神ってそんな名前でしたっけ……?たぐいまれな混同。菊地秀之は「ヨグソトース」表記ですよね。たしか。あちらこちらで見た訳がごっちゃになっているようです。あの発音不可能な単語の数々をどう表記するかが、クトゥルフをどの出版社で読むか選ぶときの大事なポイントでした。いいものをすすめてもらってとても嬉しい。人生の先達よ。
内容に余り関係ない感想ですが、猫の「くろすけ」は英語原文ではなんと呼ばれていたのでしょうか。日本語の黒すけに当たる英単語……気になる。ジャスコの看板にある「AEON」があいおーんに見えてきたどうしよう。
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