ライアーソフト、相島巻、角川スニーカー。

原作はライアーソフトの土下座調教西部劇『エンジェルバレット』(18禁)。いわゆるノベライズ。

ものすごく面白くない。

元ネタが激しく面白いからこれでも一応面白くはあるのだけれど、ゲームを知ってる人間が満足できる独自の面白さはほぼゼロ。買ってよかったと思えたのは、調教新ネタ部分くらいかしら。
「75度」「銃を抜きますか」などこれぞという台詞はピンポイントで採用されていましたけど、「一人で買い物に行くのはいやだったんだ」がないので減点。「彼にとってはもはや怒りそのもの」もないので更に減点。
減点以前に魔城突入→ゲオルグ打倒で小説が終わっちゃっているので、後者は採用のしようがないんですけどね……。わかっちゃいるけどやさぐれる。
長さの都合上出番を削られた登場人物が、下手をすると両手で足りないのはまだしも、こんな中途半端なところで終わらせて何をする気だったのか。
忘れていたのですが帯の「神父」は間違いですね。牧師なんだよ!牧師じゃなければいけない理由がちゃんとあるんだよ!ひどいです角川。こうなると登場人物紹介の「メイザー=神父」もわざとなのかうっかりなのか疑わしくなってきます。絶対間違えたんだろう。今見たらクラウスも「神父」って表記されてるし。ああもうどうしてくれよう。
いい加減、ノベライズ買っては腹を立てるという繰り返しをやめたい……。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索