堀江敏樹、南船北馬舎

1989年に出た本なので、今とだいぶ状況が違いますね。しかしそれでも「ティーバッグはポットで蒸らすためのもの」だとか、銘柄と産地の関係だとか、目から鱗の記述がたくさんあってためになります。
これを読めばとりあえず、「いい茶葉を買って不味い紅茶を飲む」ことは避けられるでしょう。
本の背景になっている時代は今より幾分古いですが、この頃の紅茶に関する風習や風俗がうかがわれて、それはそれで楽しい。そういえば、昔の喫茶店はレモンティー全盛期でしたよねー。
紅茶好きの著者が、ミルクティーにコーヒーフレッシュつけるなよ!と怒るのに大変共感しました。あれはコーヒーには合うけど、紅茶に入れるものじゃありません。まずい。

コメント

かやん
かやん
2006年9月4日9:27

>ミルクティーにコーヒーフレッシュつけるなよ!
激しく同感。共感。
わたしゃ運と体調が悪いと頭がくらくらします。

みじんこ
みじんこ
2006年9月20日16:27

というわけで、紅茶にコーヒーフレッシュつけてきた時点で、そのお店は「紅茶の店としてはアウトー」になります。
コーヒーのお店が多すぎる!と憤りながら、こないだルピシアでアイスティー1杯に千円払ってきました。
ううーんアホです。

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