『キノの旅 10』

2006年10月11日 読書
時雨沢恵一、電撃文庫。

巻数はローマ数字が正しいのですがいつもの通り便宜的にアラビア数字で。
ついにカバー折り返しでも挟み込みのチラシでも新刊予告でも「今回のあとがきは?」と言及されるようになったあとがき。
今回は「本文中にいきなりあとがき」と、ある場所自体は予想の範囲内でしたが、体裁は予想の範囲をはるかに超えていました。ちゃんと目次にも載ってるのに見落とすなんて……!

表紙とカラーを見た瞬間、黒星紅白えらい絵が変わったな、と嫌な方向に驚愕したのですが、中のモノクロ挿画を見て安心。相変わらず素敵だ。保護された変な生き物をぜひ見てみたかった。もったいなし。
第七話「歌姫のいる国」が半分以上を、……三分の二くらいをしめています。いつキノの登場によって物語がすれ違い残酷エンドを迎えるのかドキドキの一編。

今回も楽しく満足しました。

あんまり関係ないですが、「vice versa」ってラテン語ですよね。英語の中にいきなりあるとびっくりする。
そしてぐぐったら英語扱いで更にびっくりし、慌てて辞書引いたら何処にもラテン語なんて書いてなくてうろたえる。
「vice versa ラテン語」で検索してようやく一安心。しかしどこで仕入れたのかこの単語。 

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