『小鳥たち』

2006年12月17日 読書
アナイス・ニン、矢川澄子訳、新潮文庫。

「ヘンリー・ミラーとの奔放な愛に生きた美貌の女性作家ニンが、一人の老人コレクターの楽しみのために匿名で書いた、繊細で脆く、強烈で妖しいエロチカ。」

というわけでエロ小説です。短編14本収録。
表題作の「小鳥たち」は、女学生の前で露出したい変態男が、女の子を呼ぶための口実に小鳥を飼い、そして露出する話。
「うっわー変態だ」
という感想しか出てきませんでした。
芸術作品に対してなんたる冒涜ーイエー。
解説が三浦しをんなのは、新しい層を取り込むためなのかしら。
注文主が「詩は切り落とせ」と至上命令を出していることを知らずに読むと、わけわからなさ百倍。

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