『マルドゥック・スクランブル』1〜3
2007年3月2日 読書何気なく夕飯前に手に取ったらやめられなくて、そのままものすごい勢いで朝の4時までかかって3冊一気読みしました。
思ってたのと全然違った……!
マルドゥック・シティで繰り広げられる、血と硝煙と死体の饗宴、でも乾いてごりごりのハードボイルド、かと思ってたらさにあらず。
よく喋るかわいい万能兵器ネズミと、人形のような元少女娼婦の、最強少女ミーツ人外おっさんネズミの、戦うらぶろまんすでした。
うへ、らぶろまんすとか言っちゃった。
しかも、爆殺されかかった高級少女娼婦にしてカジノ経営者の愛人が、特務機関に拾われて命を助けられ、ついでに特殊能力をさずけられる展開に、テンプレな「特殊能力を得てよみがえった少女の復讐劇!」を想像したらそれも違ってました。
超ハイテンション・萌えあり燃えあり・博打あり・銃撃戦含む大立ち回りあり・運命の巡りあいあり・執着と殺し愛あり・ユーモラスな会話あり・ぶっとんだ生き物続出の、極上エンターテインメントでございました。
著者あとがきによると、SFじゃなかなか出版できなくて、いっそライトノベルで出しちまうか!という話があったそうです。こういうときライトノベル愛してると本気で思います。
主人公はウフコック(煮え切らない)――と思いきや、少女バロット(雛料理)。煮え切らないウフコックが金色の「よく喋る、かわいいネズミ」だと知ったときのわたしの衝撃たるや、夜中に「思ってたのと違うー?!」と叫んだくらいです。
これ知らないで詠み始めたほうが絶対いいと思うんだ(と言いながら書く)。
もうほんとウフコックかわいい、超かわいい。バロットももちろんかわいいんですが、全然種類の違うかわいさです。これは詠めばわかる。『十二国記』の楽俊がかわいいと思う人は一撃必殺で萌え殺されると思います。
いやー、なんか頭のなかで、ふかふかの金色ネズミがやけに具体的にイメージされるので不思議だったんですが、今解決しました。そうだ、楽俊だ。
不器用なおっさんと、美少女の組み合わせに「レオンもそういえばツボ直撃だったわー」と思っていたら、あとがきで言及されていて吹いた。
名前やたらたまごなのはなんででしょうか。
ウフコック(煮え切らない)
バロット(雛料理)
イースター(復活祭)
ボイルド(ゆで)
シェル(殻)
ハンプティ(ダンプティ)
などなど。
コミカルでユーモラスな場面になごみ、銃弾で銃弾を弾く、血まみれの撃ち合いに息を止めるほど緊張し、ネズミ一匹のぬくもりに涙します。
ここまで書いて実は読了記録であって感想ではないという(自分的に)すごい落ち。
思ってたのと全然違った……!
マルドゥック・シティで繰り広げられる、血と硝煙と死体の饗宴、でも乾いてごりごりのハードボイルド、かと思ってたらさにあらず。
よく喋るかわいい万能兵器ネズミと、人形のような元少女娼婦の、最強少女ミーツ人外おっさんネズミの、戦うらぶろまんすでした。
うへ、らぶろまんすとか言っちゃった。
しかも、爆殺されかかった高級少女娼婦にしてカジノ経営者の愛人が、特務機関に拾われて命を助けられ、ついでに特殊能力をさずけられる展開に、テンプレな「特殊能力を得てよみがえった少女の復讐劇!」を想像したらそれも違ってました。
超ハイテンション・萌えあり燃えあり・博打あり・銃撃戦含む大立ち回りあり・運命の巡りあいあり・執着と殺し愛あり・ユーモラスな会話あり・ぶっとんだ生き物続出の、極上エンターテインメントでございました。
著者あとがきによると、SFじゃなかなか出版できなくて、いっそライトノベルで出しちまうか!という話があったそうです。こういうときライトノベル愛してると本気で思います。
主人公はウフコック(煮え切らない)――と思いきや、少女バロット(雛料理)。煮え切らないウフコックが金色の「よく喋る、かわいいネズミ」だと知ったときのわたしの衝撃たるや、夜中に「思ってたのと違うー?!」と叫んだくらいです。
これ知らないで詠み始めたほうが絶対いいと思うんだ(と言いながら書く)。
もうほんとウフコックかわいい、超かわいい。バロットももちろんかわいいんですが、全然種類の違うかわいさです。これは詠めばわかる。『十二国記』の楽俊がかわいいと思う人は一撃必殺で萌え殺されると思います。
いやー、なんか頭のなかで、ふかふかの金色ネズミがやけに具体的にイメージされるので不思議だったんですが、今解決しました。そうだ、楽俊だ。
不器用なおっさんと、美少女の組み合わせに「レオンもそういえばツボ直撃だったわー」と思っていたら、あとがきで言及されていて吹いた。
名前やたらたまごなのはなんででしょうか。
ウフコック(煮え切らない)
バロット(雛料理)
イースター(復活祭)
ボイルド(ゆで)
シェル(殻)
ハンプティ(ダンプティ)
などなど。
コミカルでユーモラスな場面になごみ、銃弾で銃弾を弾く、血まみれの撃ち合いに息を止めるほど緊張し、ネズミ一匹のぬくもりに涙します。
ここまで書いて実は読了記録であって感想ではないという(自分的に)すごい落ち。
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