こにゅにき

2007年10月11日 購入日記
『旧怪談 耳袋より』京極夏彦、メディアファクトリー
『キノの旅 11』時雨沢恵一、電撃文庫

『旧耳』はこないだスルーしていたことがわかったので回収。相変わらず京極の単行本は何処の出版社が出してもうるわしい装丁ですね。今回はお値段低めで更にすてき。
帯の内容紹介(抜粋?)がやたらハイセンス。
「侍のUさんがお化けを見た!」
侍、Uさん、お化けという3単語の結びつかなさが想像を軽く超えていました。こういう内容なのか……。

『キノ』11巻はまず最初にしたことは恒例の「あとがき」探し。新刊で買った人は見つけにくかったと思います。
このタイミングで新刊以外の購入の仕方をしたひとがいたとは思えないけどな!

「ダ・ヴィンチ」がBL特集を組んでいたので興味本位で立ち読みしてきました。
比喩でなく特集ページがピンク色していました。
久世番子のインタビューを目当てに開いたのですが、ろくろく確かめもせず撤退。あれはいかん。なんだあの異空間は。
BL系の特集は、特集を組む側の「見せたい・読ませたい」意識と、BLをたしなんでいる側の「ひとさまにお見せするものでなくあくまでひっそりと嗜むもの」という意識がよくない方向に噛み合って、たしなむ側のひとたちが自意識過剰のいわゆる「イタイ人」になっていることが多いのはどうなんでしょう。
「見せるため」の場である場に、「見ないでー」と言いながら嬉々として語る人がいる、という風に見えるのが原因なのかしら。
しかし、嗜む人不在の記事は大抵おそろしく外していて、やっぱり見るに耐えないのが現状でもあります。
こないだ森茉莉の『枯葉の寝床』を読んでwikiまでBLの元祖を探しに行ったのがきっかけで、BLについてなんだか色々ぐるぐる考えてます。
誰か「ホモ百合」(ふろむ『801ちゃん』)についてわかりやすく説明してくれないかしら。

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