ジョージ・R・R・マーティン、岡部宏之訳、ハヤカワ文庫

「炎と氷の歌」という超大作の第一部。5巻完結。
4巻まで読み終えたところで、あと1冊しかないのにどうやって完結? と首をかしげたわけですが、5巻に入ったら大事件が連続して「あったこと」にされていて目が点。
1冊読み飛ばしたかと思いました。
で、読み終わったら更にたいへん。
終わってねえー!
第一部完、というからにはひと段落ついてるだろうと思ったら、全然ひと段落ついてませんでした。
これ「上巻終わり。下巻に続く」っていうくらいの切れ目ですよ。
あとがきによると、作者が「登場人物の誰一人として安全ではない」と言っているそうです。うわさには聞いていたけど本当に殺す気まんまんですね!
ちなみに、1巻読了時点で立てた自分内死亡予想は半分くらい外れました。意外とみんなしぶとく生き残るものですね。××××と××××は予想外でしたけど。
予想外といえば、いい雰囲気の翻訳が突然「胸がキュンとする」と言い出しときには目をむきました。××××が死ぬよりも「胸キュン」のほうが予想外すぎます。

ネタバレしないように、内容に触れないで感想を書いたら大変ろくでもない小話ばかりです。
せっかくなので自分にとどめ。
カバー折り返し裏表紙側の著者近影は、口からいろいろ噴出すること必至ですよねー。
耳尖ってないのがふしぎ。
絶対こいつ水に沈むぜ! やたら手が器用で武器なんかの鍛造が得意で、体型は樽だ!
と、往年の傑作『指輪物語』所有者と意気投合しました。
超すいません。

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