岡本綺堂、光文社文庫
実にこなれて軽快な、それでいてい端正な文章で語られる、いわゆる怪奇物語集。短編13本を収録。
「こま犬」
「水鬼」
「停車場の少女」
「木曾の旅人」
「西瓜」
「鴛鴦鏡」
「鐘ヶ淵」
「指輪一つ」
「白髪鬼」
「離魂病」
「海亀」
「百物語」
「妖婆」
作中の語り手のひとりが「すこぶる軽快な」と形容されていましたが、これはむしろ作者のためにあるような言葉ですなー、と思ったら、「綺堂は若い頃英国大使館に職を持っていたくらいで、なまなかの文学者にないほど外国文学に通暁していた」ってものすごいインテリぶりにびっくり。
この中では「西瓜」と「百物語」がお気に入り。西瓜が生首に化けるとか素敵すぎる。この調子で岡本綺堂の怪奇系をじりじり集めていこうと思います。
実にこなれて軽快な、それでいてい端正な文章で語られる、いわゆる怪奇物語集。短編13本を収録。
「こま犬」
「水鬼」
「停車場の少女」
「木曾の旅人」
「西瓜」
「鴛鴦鏡」
「鐘ヶ淵」
「指輪一つ」
「白髪鬼」
「離魂病」
「海亀」
「百物語」
「妖婆」
作中の語り手のひとりが「すこぶる軽快な」と形容されていましたが、これはむしろ作者のためにあるような言葉ですなー、と思ったら、「綺堂は若い頃英国大使館に職を持っていたくらいで、なまなかの文学者にないほど外国文学に通暁していた」ってものすごいインテリぶりにびっくり。
この中では「西瓜」と「百物語」がお気に入り。西瓜が生首に化けるとか素敵すぎる。この調子で岡本綺堂の怪奇系をじりじり集めていこうと思います。
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