『ここは魔法少年育成センター』1〜3まとめて
2008年5月15日 読書久美沙織、ソフトバンククリエイティブGA文庫
実を言うと久美沙織の完全オリジナル小説を読むのはこれがはじめて。
「新人賞の獲り方教えます」はいい本ですよ。実践的で基本的でわかりやすい。もう入手できないと思うけど。
ライトノベルらしからぬこの空気はなんぞ。
これはあれだ、まだ少女小説がライトノベルではなくて、少女向けジュブナイルだった頃の感じ?
コバルト文庫がまだ少女小説レーベルだった頃の匂いがします!
少なくとも萌えという単語が、カテゴリ分けに関係する前のものだ。間違いない。
牧野修の『呪禁官』にキックされてできたもの、と聞いて予想していた「ライトノベル的設定と成長を楽しみましょう」なファンタジー学園物とは壮絶に違いすぎました。
予想と現実の落差に、自分のヨゴレっぷりを痛感。
これはじゅぶないるとゆーやつなのですね、と気を取り直して3巻一気読み。
・1巻は非常にきれいにまとまってました。
・ラストの曲(「Left To My〜)と夢との噛み方なんてすばらしく泣ける。
・2巻から、投げっぱなしの人間や伏線が気になり始め、3巻で投げっぱなし極まる。
・作者の思想みたいなものが、明らかに物語から浮いている。もうちょっとこなれてないと流れがつっかえて大変読みにくい。
・最後まで永井と琴野のどっちがどっちなんだかわからなかった……。
・あれとかこれとかそれとかどうにかなりませんか。
結論。
1巻の調子を保ってくれなかったことが大変悲しいです。
実を言うと久美沙織の完全オリジナル小説を読むのはこれがはじめて。
「新人賞の獲り方教えます」はいい本ですよ。実践的で基本的でわかりやすい。もう入手できないと思うけど。
ライトノベルらしからぬこの空気はなんぞ。
これはあれだ、まだ少女小説がライトノベルではなくて、少女向けジュブナイルだった頃の感じ?
コバルト文庫がまだ少女小説レーベルだった頃の匂いがします!
少なくとも萌えという単語が、カテゴリ分けに関係する前のものだ。間違いない。
牧野修の『呪禁官』にキックされてできたもの、と聞いて予想していた「ライトノベル的設定と成長を楽しみましょう」なファンタジー学園物とは壮絶に違いすぎました。
予想と現実の落差に、自分のヨゴレっぷりを痛感。
これはじゅぶないるとゆーやつなのですね、と気を取り直して3巻一気読み。
・1巻は非常にきれいにまとまってました。
・ラストの曲(「Left To My〜)と夢との噛み方なんてすばらしく泣ける。
・2巻から、投げっぱなしの人間や伏線が気になり始め、3巻で投げっぱなし極まる。
・作者の思想みたいなものが、明らかに物語から浮いている。もうちょっとこなれてないと流れがつっかえて大変読みにくい。
・最後まで永井と琴野のどっちがどっちなんだかわからなかった……。
・あれとかこれとかそれとかどうにかなりませんか。
結論。
1巻の調子を保ってくれなかったことが大変悲しいです。
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