LOVELESS(限定版)
2004年7月1日 未分類愛無し。4巻ようやくげっとしてきましたー!(喜)
高校生ゼロ組と、小学生ゼロ組が大好き。やつら可愛いじゃん。
で、いつも思うのが
「通常版」帯ついてていいなー。表紙の色綺麗ー。
「限定版」変な色ー。帯がないー。高いー。
というわけで、特典の内容を知らなかった1巻は、帯につられて通常版を買いました。ああー、ヤフオクで5000円とかついてるよー、今更買えねえよー(泣)。
コゼロサムとかも買えません。完結した暁には全部まとめてくれんかなー。
今月も先月もその前も、普通のページ数で連載が進んでるので、「いつ落ちて休載になるんだろうか」とどきどきです。
頼む、完結してくれ。
同じ本屋で別冊宝島の「北村薫の本」「高村薫の本」「森博嗣の本」が三冊並んでいて、物凄く気になった……。相変わらずマニアだな、宝島。
高校生ゼロ組と、小学生ゼロ組が大好き。やつら可愛いじゃん。
で、いつも思うのが
「通常版」帯ついてていいなー。表紙の色綺麗ー。
「限定版」変な色ー。帯がないー。高いー。
というわけで、特典の内容を知らなかった1巻は、帯につられて通常版を買いました。ああー、ヤフオクで5000円とかついてるよー、今更買えねえよー(泣)。
コゼロサムとかも買えません。完結した暁には全部まとめてくれんかなー。
今月も先月もその前も、普通のページ数で連載が進んでるので、「いつ落ちて休載になるんだろうか」とどきどきです。
頼む、完結してくれ。
同じ本屋で別冊宝島の「北村薫の本」「高村薫の本」「森博嗣の本」が三冊並んでいて、物凄く気になった……。相変わらずマニアだな、宝島。
横溝です。読み終えた瞬間笑ってしまった。だってねえ。最初の語り調子が今まで見たことの無い芝居っけのある「ナレーション」だったもんだから、なんじゃあこりゃあと心の中で思わず江戸川に代役を頼みながら読んでました。
人が死ぬ死ぬ、そして犯人がちっとも出てこない。これはもしかしてあれか、「夜歩く」みたいな期待はずれ作品か、と思ったらさにあらず。まー、「マダムX」にはそれこそ江戸川のようなけれんみがあって、うっふっふ、とか笑い声も出ましたが、これがチープに落ちずに済んだのは犯人が徹頭徹尾出ずっぱり、しかも「正々堂々とした」登場をしてたからだと思われ。いやあ、わからなかった。でもね、マダムの正体が本当に最後にならないとわからないってのはちょっとねえ。津村夫人くらい最初から出てきてたら「うおおっ」って感じだったのに、残念。
人が死ぬ死ぬ、そして犯人がちっとも出てこない。これはもしかしてあれか、「夜歩く」みたいな期待はずれ作品か、と思ったらさにあらず。まー、「マダムX」にはそれこそ江戸川のようなけれんみがあって、うっふっふ、とか笑い声も出ましたが、これがチープに落ちずに済んだのは犯人が徹頭徹尾出ずっぱり、しかも「正々堂々とした」登場をしてたからだと思われ。いやあ、わからなかった。でもね、マダムの正体が本当に最後にならないとわからないってのはちょっとねえ。津村夫人くらい最初から出てきてたら「うおおっ」って感じだったのに、残念。
やー、きました夏が。というわけで『暗黒童話』『娼年』購入。集英社と新潮と角川の夏文庫フェアが去年からの楽しみです。夏の100冊とか制覇してみたいなー。
『禁色』『夜歩く』読了。
三島は相変わらず絢爛豪華だなあ。そして露悪趣味、素敵だ。ちゅーかあのラスト何よ?!康子さんに見切りつけれられて、檜が自殺してどうして大団円か。靴を磨いた青年はあれから何処へ向かったんだろうか。鏑木夫人が無茶苦茶好みの美人だが、恭子さんもまたかわいらしさでは負けていないのであった。うはー。美しい青年の精神性だとか美だとか倫理だとか、観念的な言葉の意味は、具体的な事象に置き換えないとさっぱり理解不能だけど、「官能的」というのはつまり、心ではなく「体に直接訴えかけ作用を及ぼす」という類の力なんだろうな、と漠然。
で、横溝。最近読んでる本が何故か全部作中時代=戦前、戦中、戦後しばらく、という設定なので、段々現代が何時なのかわからなくなってきた。くすくすと笑ってゴーゴー!(余計なネタやめ)。なんとなく横溝と三島って似てるよなー、と思ったら、呼吸してた時代が随分と近いのだね。なるほどなるほど。
それはさておき、「夜歩く」ってタイトルなら、江戸川が凄いものを書いてくれそうだ。またも「出ーてーるーだーけ〜」な人が多くて首を傾げざるを得ん。あれだけやったなら、もっと厚くなるだろうと思ったら、こういうわけだったのか。はーはー。問題編での情報の出しかたがイマイチ。今度から作品の発表時期に注意してみてみよう(今度からかよ)。
『禁色』『夜歩く』読了。
三島は相変わらず絢爛豪華だなあ。そして露悪趣味、素敵だ。ちゅーかあのラスト何よ?!康子さんに見切りつけれられて、檜が自殺してどうして大団円か。靴を磨いた青年はあれから何処へ向かったんだろうか。鏑木夫人が無茶苦茶好みの美人だが、恭子さんもまたかわいらしさでは負けていないのであった。うはー。美しい青年の精神性だとか美だとか倫理だとか、観念的な言葉の意味は、具体的な事象に置き換えないとさっぱり理解不能だけど、「官能的」というのはつまり、心ではなく「体に直接訴えかけ作用を及ぼす」という類の力なんだろうな、と漠然。
で、横溝。最近読んでる本が何故か全部作中時代=戦前、戦中、戦後しばらく、という設定なので、段々現代が何時なのかわからなくなってきた。くすくすと笑ってゴーゴー!(余計なネタやめ)。なんとなく横溝と三島って似てるよなー、と思ったら、呼吸してた時代が随分と近いのだね。なるほどなるほど。
それはさておき、「夜歩く」ってタイトルなら、江戸川が凄いものを書いてくれそうだ。またも「出ーてーるーだーけ〜」な人が多くて首を傾げざるを得ん。あれだけやったなら、もっと厚くなるだろうと思ったら、こういうわけだったのか。はーはー。問題編での情報の出しかたがイマイチ。今度から作品の発表時期に注意してみてみよう(今度からかよ)。
JOJO文庫でGO(追記:あんぎゃー!)。
2004年6月28日 未分類20〜25巻を一気読みして爆笑。なんでたかがジャンケンにここまで気合入れるかなー。サイコロがぶん回されて気持ち悪くなったり、ありえない気合の入れ方とその着眼点にしみじみと「素敵だ……」と呟いてみたり。岸部露伴登場が、丁度、教科書での幸田露伴とタイミングを同じくしていたため、クラスの半数が解答欄に「幸田露伴」と書くべきを「岸部露伴」と書いてしまい、採点担当の教師までがわが目を疑ったという事件が、僕のいた学校を含む全国各地で勃発したとかしないとか。いや、実際みじんこのクラスではそういうことがありました。担任がテストを返す際にやたら不思議そうに「この岸部露伴というのは一体誰なんだ」と言ってましたから。
いやいや懐かしい。そして面白い。そういえば第四部ラスト辺りからジャンプ購読を止めたんだっけ。記憶がないぞー。
なんかアマゾン、梱包の仕方が変わりましたな。時期限定なのかしら。いつもはシュリンク+箱詰めなのに、ダンボールの袋詰めって感じだ。本の端が引っかかってぎざぎざに〜。滑り止めの波文様がよくないみたいだなあ。いやん。
あわわわ、あわわわわわわ、野沢氏の記事に釣られてyahoo見に行ったら「京極堂シリーズ映画化」とか言う記事が!ありえん!ごっついありえん!しかも『姑獲鳥』から?!映像化できるのかあんなのー?!(先日家主とそういう話をしたばかりなので驚きもひとしお)。
いやいや懐かしい。そして面白い。そういえば第四部ラスト辺りからジャンプ購読を止めたんだっけ。記憶がないぞー。
なんかアマゾン、梱包の仕方が変わりましたな。時期限定なのかしら。いつもはシュリンク+箱詰めなのに、ダンボールの袋詰めって感じだ。本の端が引っかかってぎざぎざに〜。滑り止めの波文様がよくないみたいだなあ。いやん。
あわわわ、あわわわわわわ、野沢氏の記事に釣られてyahoo見に行ったら「京極堂シリーズ映画化」とか言う記事が!ありえん!ごっついありえん!しかも『姑獲鳥』から?!映像化できるのかあんなのー?!(先日家主とそういう話をしたばかりなので驚きもひとしお)。
ああ短編は素敵だ。思わず少佐テンプレで短編の素敵さについて語りたくなるくらい(おい)短編が好きだ。
『人面瘡』読了。
もうちょっと。特に「蛞蝓と蝙蝠」。あれは電気の傘を交換するエピソードを、一人称視点のうちに書いておけば「ずるい」といわれなくて済むと思うんだけど。なんちゅうか、事件が終わってからこういうことがありましたー、真相を握る鍵はそれだー、みたいな。問題編で出てこないエピソードによって解決編の鍵とするのは構成上問題アリですよ。矢張り。
とか言ってる僕は本格推理が大嫌いな人だったり。いや、金田一かわいらしいよな。まわりのおっさんどもも。
それにしても死姦ネタ多いよ。
それはさておき。
『空の境界』恐ろしい売れ方ですね!公称20万部って。もう3刷らしいし。印税どれくらい入ったんだろうなー。通常版が某所USED価格5000円ついてたときには目をむいたけどな。しかも上下セットじゃなくて、一冊だけで5000円。……愛蔵版、増刷した方がいいんじゃないかと恐る恐るオークションを覗いてみる。チキンだ。
京極は来月新刊ですね!うっかり忘れてた。阿呆だなあ。
ついで、『LOVELESS』の新刊を本屋で発見できなかった。限定版、来週まで店頭にあるといいな。
『人面瘡』読了。
もうちょっと。特に「蛞蝓と蝙蝠」。あれは電気の傘を交換するエピソードを、一人称視点のうちに書いておけば「ずるい」といわれなくて済むと思うんだけど。なんちゅうか、事件が終わってからこういうことがありましたー、真相を握る鍵はそれだー、みたいな。問題編で出てこないエピソードによって解決編の鍵とするのは構成上問題アリですよ。矢張り。
とか言ってる僕は本格推理が大嫌いな人だったり。いや、金田一かわいらしいよな。まわりのおっさんどもも。
それにしても死姦ネタ多いよ。
それはさておき。
『空の境界』恐ろしい売れ方ですね!公称20万部って。もう3刷らしいし。印税どれくらい入ったんだろうなー。通常版が某所USED価格5000円ついてたときには目をむいたけどな。しかも上下セットじゃなくて、一冊だけで5000円。……愛蔵版、増刷した方がいいんじゃないかと恐る恐るオークションを覗いてみる。チキンだ。
京極は来月新刊ですね!うっかり忘れてた。阿呆だなあ。
ついで、『LOVELESS』の新刊を本屋で発見できなかった。限定版、来週まで店頭にあるといいな。
三島に費やそうと目論むなり。
そんなわけで『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー』読了。サド侯爵夫人素敵ー!夫より奥さんの方が考えようによっちゃあタチが悪いですネ!ラストは「かくあるべし」って感じだ。しかし何がいいってあれだけあとがきだの解説だのが沢山ついているのに、何故「サド侯爵の舞台劇を書いたか」については語っていても、何故「夫人が最後にああいう行動を取ったか」については書いてないんだものさすが。絢爛豪華な言葉を駆使してわかりやすい話を書くという点においては、未だ三島に勝る文豪発見できず。で、ヒットラーには両翼を斬った後で真ん中も斬って欲しかった。それっぽいことは言ってるけどなー。ばっさり希望。
そんなわけで『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー』読了。サド侯爵夫人素敵ー!夫より奥さんの方が考えようによっちゃあタチが悪いですネ!ラストは「かくあるべし」って感じだ。しかし何がいいってあれだけあとがきだの解説だのが沢山ついているのに、何故「サド侯爵の舞台劇を書いたか」については語っていても、何故「夫人が最後にああいう行動を取ったか」については書いてないんだものさすが。絢爛豪華な言葉を駆使してわかりやすい話を書くという点においては、未だ三島に勝る文豪発見できず。で、ヒットラーには両翼を斬った後で真ん中も斬って欲しかった。それっぽいことは言ってるけどなー。ばっさり希望。
読んだー!
先に、対談を読んでハッピーエンドだと知っていたので、前二作に比べて安心して読めました。が、反面、第二部でだらだらして進まなかった……。何故だ。スキップとターンは中だるみ無しの一気だったのに。
結末がアレでさえなければ「スキップ」が一番。でも、結末まで入れてカウントすると、一番は「ターン」だな。スキップはラストが、ターンは終盤付近が、リセットは中盤がそれぞれ「もうちょっと」だなあ。好みの問題だろうけど。
で、これってつまり「わたしのライオンハート」ってことでいいのかな。
先に、対談を読んでハッピーエンドだと知っていたので、前二作に比べて安心して読めました。が、反面、第二部でだらだらして進まなかった……。何故だ。スキップとターンは中だるみ無しの一気だったのに。
結末がアレでさえなければ「スキップ」が一番。でも、結末まで入れてカウントすると、一番は「ターン」だな。スキップはラストが、ターンは終盤付近が、リセットは中盤がそれぞれ「もうちょっと」だなあ。好みの問題だろうけど。
で、これってつまり「わたしのライオンハート」ってことでいいのかな。
一日が繰り返したら。よくある話に聞こえるから油断して読み始めたらこれが痛いのなんのって。階段落ちて骨折も痛いし、母親が帰ってこないもの痛いし、記憶だけが残る繰り返しを他者で実践するというのも酷い。何も残せない日々は想像するだに恐怖。
……北村薫ってさりげなくドス黒いと思うんですが。細部に騙されてはいけない。
……北村薫ってさりげなくドス黒いと思うんですが。細部に騙されてはいけない。
北村薫。時間を途中でスキップしたなら、というのはタイトルからわかるけれど、結末はどうなるのかわからない。
……ええとー、「時間の容赦ない足し算」という理不尽さが先に立って、どんなにヒロインが魅力的でも素直に頷けない。これって普通に考えたらアンハッピーな終わりかたじゃないのだろうか。
結論。
北村薫は実は優しくない。
……ええとー、「時間の容赦ない足し算」という理不尽さが先に立って、どんなにヒロインが魅力的でも素直に頷けない。これって普通に考えたらアンハッピーな終わりかたじゃないのだろうか。
結論。
北村薫は実は優しくない。
はい『夜啼きの森』読了。津山三十人殺しの話は横溝と島田で読んだけども、個人的には岩井一押しの方向で。
閉塞しきった寒村、濃すぎる人間関係、貧しいだけの繰り返し。そこからはじき出される堅さ。これなら確かにああいう破滅だけが待っている。破滅だけを待つようになる。奈落に飛び込む崖っぷちに向けてまっしぐらだ。
岩井志麻子は、インタビューなんかを見ると爆笑ものの人だよな。作品からは想像もつかなかったなあ……。
閉塞しきった寒村、濃すぎる人間関係、貧しいだけの繰り返し。そこからはじき出される堅さ。これなら確かにああいう破滅だけが待っている。破滅だけを待つようになる。奈落に飛び込む崖っぷちに向けてまっしぐらだ。
岩井志麻子は、インタビューなんかを見ると爆笑ものの人だよな。作品からは想像もつかなかったなあ……。
そして今月のノルマは10冊!真面目に読むべし。
『人面瘡』『夜歩く』『幽霊男』『首』『七つの仮面』『悪魔の寵児』『悪魔の百唇譜』『スキップ』『ターン』『リセット』『サド公爵夫人・わが友ヒットラー』『葉隠入門』『禁色』『夜啼きの森』
相変わらず滅茶苦茶なラインナップだなあ。漫画は『×××HOLiC4』だけですよー(こそっと)。
『人面瘡』『夜歩く』『幽霊男』『首』『七つの仮面』『悪魔の寵児』『悪魔の百唇譜』『スキップ』『ターン』『リセット』『サド公爵夫人・わが友ヒットラー』『葉隠入門』『禁色』『夜啼きの森』
相変わらず滅茶苦茶なラインナップだなあ。漫画は『×××HOLiC4』だけですよー(こそっと)。
友人が全力で「そらのきょうかい」と読んでいた。かく言う自分もそうなんだな。
読みました。ああ読んだとも。
笠井潔は何をしてるんだ……。
単に、「空になった境界」というテーマでなにかひとこと言いたかっただけだろう?そうなんだろう?「織」を「識」と間違えてる時点で萎えた。それなのに文庫作品のイラストに武内崇ね……。
正気か。
読みにくい。実に読みにくい。文章の上手い下手じゃなくて、単純に「講談社ノベルスが持つ体裁」と、文章の呼吸があってない。改行が多いし、無闇な場面転換も多い。これが別のレーベルで出てたらカッコよく決まってたんじゃないかなー。後半は慣れたのかさほど気にならなくなったけど、あらかじめ「俯瞰風景」読んでなかったら挫折してたかもしれんな……。
それ以上にこのひと「小説」じゃなくてビジュアルノベルに特化しすぎてるんだなあ。頭の中で文章が全部横書きになって、次々と表示されてました。普段は縦書きで読んでるんだが。過剰適応も良し悪しか。
原型というか変形というか。そんな感じの人々多発。結局のところ、細かい部分での変更しかなかったわけで、つまり感動としては同人版から受けたのと大差なかった。面白くないといってるわけじゃなく。前回のレビューとほぼ同じ感想しか抱けなかったのが、期待が大きかっただけに残念、と。
橙子さんは問答無用で素敵だ。
読みました。ああ読んだとも。
笠井潔は何をしてるんだ……。
単に、「空になった境界」というテーマでなにかひとこと言いたかっただけだろう?そうなんだろう?「織」を「識」と間違えてる時点で萎えた。それなのに文庫作品のイラストに武内崇ね……。
正気か。
読みにくい。実に読みにくい。文章の上手い下手じゃなくて、単純に「講談社ノベルスが持つ体裁」と、文章の呼吸があってない。改行が多いし、無闇な場面転換も多い。これが別のレーベルで出てたらカッコよく決まってたんじゃないかなー。後半は慣れたのかさほど気にならなくなったけど、あらかじめ「俯瞰風景」読んでなかったら挫折してたかもしれんな……。
それ以上にこのひと「小説」じゃなくてビジュアルノベルに特化しすぎてるんだなあ。頭の中で文章が全部横書きになって、次々と表示されてました。普段は縦書きで読んでるんだが。過剰適応も良し悪しか。
原型というか変形というか。そんな感じの人々多発。結局のところ、細かい部分での変更しかなかったわけで、つまり感動としては同人版から受けたのと大差なかった。面白くないといってるわけじゃなく。前回のレビューとほぼ同じ感想しか抱けなかったのが、期待が大きかっただけに残念、と。
橙子さんは問答無用で素敵だ。
おそるべしTYPE−MOON
2004年6月9日 未分類本日、ついに『空の境界』購入ー!某ショップで買ったんだけども、平積みの凄さにびっくり。縦10列(横10列くらい)の平積み全部が『空の境界』。平積みにも程があるだろう……。
しかも関係商品軒並み平積みディスプレイは店頭デモ×3.
うっかり漫画の『新月譚』買ってしまった。
メルブラが欲しかったけど涙をのんで止めました。
で、「型月ファン?」という家主の質問に沈黙。
まだ大丈夫だ、公式以外には手を出していないから、「ただの型月好きであってマニアではない!」
……多分。
これから読んできまーす。
楽しみだ。
しかも関係商品軒並み平積みディスプレイは店頭デモ×3.
うっかり漫画の『新月譚』買ってしまった。
メルブラが欲しかったけど涙をのんで止めました。
で、「型月ファン?」という家主の質問に沈黙。
まだ大丈夫だ、公式以外には手を出していないから、「ただの型月好きであってマニアではない!」
……多分。
これから読んできまーす。
楽しみだ。
しらないうちに「BLEACH」の13巻が。やばいやばい、最近引きこもりすぎ。
七緒さん素敵〜。
やちるちゃんラブ〜。140センチ以下は自重してたけど宗旨替え決定ですな。
『空の境界』恐ろしいことになってる……。オンラインは予約終了、在庫切れ、出版元が在庫僅少ってことはこれ、今出てる分を逃すと再版まで待たないといかんってことだろ。多分。
受賞も連載もない新人としては異例じゃないのかなー。実数どれくらい出るかが楽しみだ。
七緒さん素敵〜。
やちるちゃんラブ〜。140センチ以下は自重してたけど宗旨替え決定ですな。
『空の境界』恐ろしいことになってる……。オンラインは予約終了、在庫切れ、出版元が在庫僅少ってことはこれ、今出てる分を逃すと再版まで待たないといかんってことだろ。多分。
受賞も連載もない新人としては異例じゃないのかなー。実数どれくらい出るかが楽しみだ。
『空の境界』期待レビュー。
2004年6月3日 未分類我ながらタイトルの意味が解らん。
それはさておき、通常版が6月発売予定の『空の境界』。比較検討の基本情報としてまずは同人版の感想だー!
ちなみに本はもっていないので、「月姫PLUS DISC」から前半(本当に前半かどうかは知らない)4話分です。
「俯瞰風景」
ははあん。さては貴様●極ファンだな?というプロローグから始まって、主人公である式さんのひととなりと経歴と能力を一話。「月姫」プレイ済みの身としては、式さんと黒幹があたかも「一人が二人分」という感じ。しかし、モノローグの切り替えがややこしいな。時々混乱。……って、式さんたら志貴さんとは全く別人さんなんですね……。このための一人称かっ。やられた。
「殺人考察(前)」
猟奇殺人前半。以上。
「痛覚残留」
この取ってつけたような医療知識が素敵(誉めてないです)。設定魔、本領発揮的に冴え渡る。「なら関わらない方がいいよ。それ、二つ以上のチャンネルもってる」の台詞には痺れたー。しかしこの人は伝奇なんかファンタジーなんかホラーなんかわからん人だな。芸風が広いといえばそうなのか。細部はどうでもいいから橋をねじまげちゃった藤乃さんと、着物の上から赤い革ジャンを羽織る変な式さんに注目だ。これが洗練されるとアレになるのだなあ。凄い凄い。
「伽藍の洞」
がらんどうー。式さん昏睡から目覚める。蒼崎さんちの姉と知り合う。ここまで読むと慣れてしまったのか一向に普通とても普通。なんちゅうか別に文章の技術の巧緻やら何やらを問いたいわけではないのでいいかなと。「直死の魔眼」に代表されるところの、変な能力の設定がいい。アイディア自体は割りと平凡なはずなのに、この人の手にかかれば見たこともないセカイに変身。真骨頂はこの辺りにあると踏んだ。ところで織さん見てると四季さんに見えて仕方ないんですけど、そこんとこどうなんだろう。
と、いうわけで見所は概ね変な目を使用しての殺し合いですね。あとは能力にかけられた制限。この「縛り」が燃えるんだ。それから「いかに一人の文章書きが洗練されていくか」その結果どんな作品が生まれたのか。ライブで見てるような中々珍しい体験が出来ます。
いやもう正直、成長が目の当たりに見えるものに弱い私としては心臓直撃だったっつーことで。
ところで、TYPE-MOONに関して信者でもアンチでもない正当な評論・レビュー・感想を求めるのは、もはや不可能の域ですかね?
それはさておき、通常版が6月発売予定の『空の境界』。比較検討の基本情報としてまずは同人版の感想だー!
ちなみに本はもっていないので、「月姫PLUS DISC」から前半(本当に前半かどうかは知らない)4話分です。
「俯瞰風景」
ははあん。さては貴様●極ファンだな?というプロローグから始まって、主人公である式さんのひととなりと経歴と能力を一話。「月姫」プレイ済みの身としては、式さんと黒幹があたかも「一人が二人分」という感じ。しかし、モノローグの切り替えがややこしいな。時々混乱。……って、式さんたら志貴さんとは全く別人さんなんですね……。このための一人称かっ。やられた。
「殺人考察(前)」
猟奇殺人前半。以上。
「痛覚残留」
この取ってつけたような医療知識が素敵(誉めてないです)。設定魔、本領発揮的に冴え渡る。「なら関わらない方がいいよ。それ、二つ以上のチャンネルもってる」の台詞には痺れたー。しかしこの人は伝奇なんかファンタジーなんかホラーなんかわからん人だな。芸風が広いといえばそうなのか。細部はどうでもいいから橋をねじまげちゃった藤乃さんと、着物の上から赤い革ジャンを羽織る変な式さんに注目だ。これが洗練されるとアレになるのだなあ。凄い凄い。
「伽藍の洞」
がらんどうー。式さん昏睡から目覚める。蒼崎さんちの姉と知り合う。ここまで読むと慣れてしまったのか一向に普通とても普通。なんちゅうか別に文章の技術の巧緻やら何やらを問いたいわけではないのでいいかなと。「直死の魔眼」に代表されるところの、変な能力の設定がいい。アイディア自体は割りと平凡なはずなのに、この人の手にかかれば見たこともないセカイに変身。真骨頂はこの辺りにあると踏んだ。ところで織さん見てると四季さんに見えて仕方ないんですけど、そこんとこどうなんだろう。
と、いうわけで見所は概ね変な目を使用しての殺し合いですね。あとは能力にかけられた制限。この「縛り」が燃えるんだ。それから「いかに一人の文章書きが洗練されていくか」その結果どんな作品が生まれたのか。ライブで見てるような中々珍しい体験が出来ます。
いやもう正直、成長が目の当たりに見えるものに弱い私としては心臓直撃だったっつーことで。
ところで、TYPE-MOONに関して信者でもアンチでもない正当な評論・レビュー・感想を求めるのは、もはや不可能の域ですかね?
『地を這う虫』、ハードカバーの方を本日は読了ということで。
なんちゅーか改稿女王の面目躍如ですね!見事に原型しか留めてない。文庫版との差異を少々。
「愁訴の花」
リンドウの扱いが……主人公の情けなさが足りない。どうしろというんだ、とひとんちの壁際でうずくまって書類抱えてたあの姿がいいんじゃないか。とか。
「地を這う虫」
……こんなオチだったのか……。安直なオチだったのですね。
「巡り逢う人々」
あー、そうそう、こんな話だった。
「父が来た道」
あれー?こんな返事だったっけ。親父、記憶になし。
「去り行く日に」
文庫版との最大の差異。何せ文庫未収録。でも読めば解る何故未収録なのか(平凡な人間の平凡な人生に平凡でないことが起こっても、平凡にしか生きられない、というテーマから外れてるような気がするので)。
いやしかし、これは見事。明確な言葉は時にして安直、ゆえに許さん。という見本のような改稿振り。つかめそうでつかめないその曖昧かつ玄妙なものが人生なんだなあ、と解釈しています。
なんちゅーか改稿女王の面目躍如ですね!見事に原型しか留めてない。文庫版との差異を少々。
「愁訴の花」
リンドウの扱いが……主人公の情けなさが足りない。どうしろというんだ、とひとんちの壁際でうずくまって書類抱えてたあの姿がいいんじゃないか。とか。
「地を這う虫」
……こんなオチだったのか……。安直なオチだったのですね。
「巡り逢う人々」
あー、そうそう、こんな話だった。
「父が来た道」
あれー?こんな返事だったっけ。親父、記憶になし。
「去り行く日に」
文庫版との最大の差異。何せ文庫未収録。でも読めば解る何故未収録なのか(平凡な人間の平凡な人生に平凡でないことが起こっても、平凡にしか生きられない、というテーマから外れてるような気がするので)。
いやしかし、これは見事。明確な言葉は時にして安直、ゆえに許さん。という見本のような改稿振り。つかめそうでつかめないその曖昧かつ玄妙なものが人生なんだなあ、と解釈しています。
『晴子情歌(下)』ようやく読了なり。高村薫定型文、とでも言いたいような文章の乱発に、咀嚼する顎が疲れた。「なにがしかの」「或る」曖昧模糊として言葉にならないものを追いかけて上下巻、敢えて言葉にしないだけで、それは簡単に言葉になるものだったのでした、と。
……こんなもんに一体どうやって感想だの論評だのを加えろと……。無理、絶対無理。あと30年位して俺が晴子さんと同じくらいの年になっても多分無理。
あ、一つ言えることがあるな。「世代」というものを超えられないものを前にして劣等感を感じるのは大抵若い側だけれど、それは逆に年取った側が越えられないと世代の壁の前で立ち尽くすことと同義なのだから、別に特権意識のように振りかざすだけの強みなんて何も無いのにね、と。精々これくらいですか。うう、貧しい人生(精神的な面の話だ)送ってるな俺。
……こんなもんに一体どうやって感想だの論評だのを加えろと……。無理、絶対無理。あと30年位して俺が晴子さんと同じくらいの年になっても多分無理。
あ、一つ言えることがあるな。「世代」というものを超えられないものを前にして劣等感を感じるのは大抵若い側だけれど、それは逆に年取った側が越えられないと世代の壁の前で立ち尽くすことと同義なのだから、別に特権意識のように振りかざすだけの強みなんて何も無いのにね、と。精々これくらいですか。うう、貧しい人生(精神的な面の話だ)送ってるな俺。
漫画しか読まないというのは読書家としては不良(ぐれた青少年にこの名称を与えるのはどうかと思う)だろうと。
『てるてる×少年8』
……うわー、物凄いところで話が切れてますね!そういえば本誌はどうなったのだ。線が段々「さらさら」から「もったり」になってきたのが気になるところ。今回は誰の絵柄だ。うちのパソは「才蔵」と名づけられてます。わははは。
あ、そうだ。友人の誕生日プレゼントの為に『怪談之怪之怪談』を購入〜。最近妖怪ばやりの我々には打ってつけかと思われます。ところでこの連載も本誌ではどうなっているのか。
『てるてる×少年8』
……うわー、物凄いところで話が切れてますね!そういえば本誌はどうなったのだ。線が段々「さらさら」から「もったり」になってきたのが気になるところ。今回は誰の絵柄だ。うちのパソは「才蔵」と名づけられてます。わははは。
あ、そうだ。友人の誕生日プレゼントの為に『怪談之怪之怪談』を購入〜。最近妖怪ばやりの我々には打ってつけかと思われます。ところでこの連載も本誌ではどうなっているのか。
友人から誕生日プレゼントに頂いた『盤上の敵』読了。
猟銃犯人の台詞に「ええー?!」
奥さんの台詞に「なにぃー?!」
夫の台詞に「なんですとー?!」
計3回びっくりしました。「傷つきました」という女性からの感想が多かった、という前書きに「余程恐ろしい話なのであろう……どきどき」と恐れながら読んだけれども、シメタと夫のやり取りはコミカルで笑いましたな。章一郎さんが主人公かと思って損したー、ちぇー。
残酷は残酷だけれど、高村薫の精密精緻で力技のいかれっぷりに慣れた身としてはそれほど「ざっくり」来る話ではなかったかな(比較対象が間違っていると自分でも思います)。
洗練された文章でユーモアがきいていて、という世間の評判通りの北村薫、次の標的に決定。
猟銃犯人の台詞に「ええー?!」
奥さんの台詞に「なにぃー?!」
夫の台詞に「なんですとー?!」
計3回びっくりしました。「傷つきました」という女性からの感想が多かった、という前書きに「余程恐ろしい話なのであろう……どきどき」と恐れながら読んだけれども、シメタと夫のやり取りはコミカルで笑いましたな。章一郎さんが主人公かと思って損したー、ちぇー。
残酷は残酷だけれど、高村薫の精密精緻で力技のいかれっぷりに慣れた身としてはそれほど「ざっくり」来る話ではなかったかな(比較対象が間違っていると自分でも思います)。
洗練された文章でユーモアがきいていて、という世間の評判通りの北村薫、次の標的に決定。
ほいほい届きましたアマゾンから待望の買い損ね新刊どもが(買い損ねた時点でそれは新刊といえない状態なのではなかろうか)。
そして速攻読み終える俺。
『息子はマのつく自由業?!』……うーん、イマイチ。松本テマリさんは随分線が変わってきたな。今回笑えたのは「君の瞳に参拝!(柏手つき)」だけかもしれない。寂しい。
『エンジェル・ハウリング8』6巻の記憶など最早無い。「不愉快な物真似をするな」っつーあの台詞に実に一年以上ぶりに出会ったわけで。うん、素敵。しかしどう終わるのか想像もつかない。あと1冊で終わるのかね?
あとは実に3年ぶりの『BASTARD!!』とかね。相変わらずフルコンプには程遠い高村薫(新刊には程遠いけれども帯びつきピカピカの素敵な奴が来ました)とかね。久々に読書〜。
そして速攻読み終える俺。
『息子はマのつく自由業?!』……うーん、イマイチ。松本テマリさんは随分線が変わってきたな。今回笑えたのは「君の瞳に参拝!(柏手つき)」だけかもしれない。寂しい。
『エンジェル・ハウリング8』6巻の記憶など最早無い。「不愉快な物真似をするな」っつーあの台詞に実に一年以上ぶりに出会ったわけで。うん、素敵。しかしどう終わるのか想像もつかない。あと1冊で終わるのかね?
あとは実に3年ぶりの『BASTARD!!』とかね。相変わらずフルコンプには程遠い高村薫(新刊には程遠いけれども帯びつきピカピカの素敵な奴が来ました)とかね。久々に読書〜。