『【バベルの図書館 5】 ジャック・ロンドン -死の同心円-』
2007年1月31日 読書ジャック・ロンドンもはじめて読みます。
そういえばホーソーンははじめて読むと思ってたら、はるか昔に例の金の星社のアンソロジーで読んでいました。意外と侮れない自分。
収録作品は「マプヒの家」「生命の掟」「恥っかき」「死の同心円」「影と光」の5編。
「マプヒの家」
ひとつの真珠を巡る話かと思いきや、ある小さな島に集った人々を襲う嵐の話。ジャーナリストとしても名を馳せた作者による、ノンフィクション作家の面目を失わせんばかりの嵐の描写がすさまじい。
実際にこんな嵐に遭遇したことがありそうですよね作者。
珊瑚礁輝く南の海が、半日足らずで地獄の様相を呈する様子が、ありありと目に浮かぶようです。
そしてマプヒ母超つよい。
「生命の掟」
語り手の老人が、昔狼の狩りのあとをつけたことを思い出すくだりで、一度倒れた鹿が起き上がった痕跡の場面で涙が出そうになりました。なぜかは自分でもわからない。
昔愛読した、雪原に生きる狼一家の物語を思い出したのですが、その本のタイトルが出てこなくて激しく悔しい。確かメスの仔に「ドーン(夜明け)」とか名前をつけておきながら、面倒くさいし覚えにくいので性格から取ったもっと簡単な名前を使ってた変な本。もしかして海外作品を、子供向けに書き改めた作品かも。
北の果ての冬の厳しさは、そのまま掟の厳しさに直結していますよね。
ノンフィクション作家顔負けの卓越した描写が冴え渡る。
「恥っかき」
背表紙の内容紹介で「拷問を免れる男の話」と書いてあって、ネタバレしてるじゃん!ダメじゃん!と思ったらさにあらず。
あまりに周到な法螺に、これは逃げ切るのか否かとどきどきしながら読むといいです。あらすじとラストに開いた口が塞がらなくなります。そして己の発想の貧困さを嘆じるがいい(すごい自嘲)。
すぐれた作家の発想力というやつは、死角をついて何事かを破壊して突破してゆく瞬発力に溢れていますよね。そしてその発想を肉付けする描写の分厚さは、作者の体験に支えられているのかもなー。
すごい経歴だ作者。
「マルセイエーズ」を「まじないの言葉」として歌う男の心情がいいなー。北の果て、極寒の地で、拷問を免れるための大法螺の中に、かつて辿ったヨーロッパの思い出が恋の歌が込められているこの落差。その落差を生んだ男の姿。
お前背中がすすけてるぜ!(全然違う)
「死の同心円」
原題は「ミダス王の従者」ですが、翻訳されたときのタイトルが秀逸だったということでこちらにしたそうですボルヘスが。
昔読んだ(またですすいません)推理小説で、シリアス度はさがりますがこれそっくりのものがあるのを不意に思い出しました。
確か「ブルーライオンズ」とか名乗る一団が、無差別に毒を盛って回ることで「脅迫」を行うという筋。この場合、日本国民全員が人質になるわけですが、監禁も誘拐もないのに人質というのはどうなの?という問に対して、探偵が「辞書的な意味合いで言えばばっちり人質です」と答えるんです。探偵は「こんな名前を名乗るからには、高学歴で教養のある集団でに違いない」と名前だけで犯人像を絞り込んでたな。「なんでそんなことがわかるのよ」って女性に突っ込まれて理由を答えてた気がする。
ちなみに毒が仕込まれたのはその辺の喫茶店のシュガーポット。これは確か。
あと、高村薫の『レディージョーカー』がビール会社相手にした脅迫ではじまる物語でした。
これら推理小説と一線を画すのは、彼ら「ミダス王の従者」がとてもオートマチックなシステムであることかしら。
しかし警察が無能だな。
「影と光」
まったく正反対の方法で姿を消すことを実現した二人の科学者の壮絶な争い?
むしろ幼い頃から天敵として対立する二人の最後の死闘が、姿を消す発明の成功にあったんじゃないかしら。
光を透過することによって透明化する理屈は理解できますが、光を吸収することによって透明化する理屈が、どうしても理解・想像できない。
どんなことになってるんだその「究極の黒」ってー。
と、ここまで考えて気がついた。ブラックホールって観察できてますがなんで?
最近感想を書くごとに、頭の悪さに拍車がかかっているのが判明して嫌な感じです。超頑張れ自分。
そういえばホーソーンははじめて読むと思ってたら、はるか昔に例の金の星社のアンソロジーで読んでいました。意外と侮れない自分。
収録作品は「マプヒの家」「生命の掟」「恥っかき」「死の同心円」「影と光」の5編。
「マプヒの家」
ひとつの真珠を巡る話かと思いきや、ある小さな島に集った人々を襲う嵐の話。ジャーナリストとしても名を馳せた作者による、ノンフィクション作家の面目を失わせんばかりの嵐の描写がすさまじい。
実際にこんな嵐に遭遇したことがありそうですよね作者。
珊瑚礁輝く南の海が、半日足らずで地獄の様相を呈する様子が、ありありと目に浮かぶようです。
そしてマプヒ母超つよい。
「生命の掟」
語り手の老人が、昔狼の狩りのあとをつけたことを思い出すくだりで、一度倒れた鹿が起き上がった痕跡の場面で涙が出そうになりました。なぜかは自分でもわからない。
昔愛読した、雪原に生きる狼一家の物語を思い出したのですが、その本のタイトルが出てこなくて激しく悔しい。確かメスの仔に「ドーン(夜明け)」とか名前をつけておきながら、面倒くさいし覚えにくいので性格から取ったもっと簡単な名前を使ってた変な本。もしかして海外作品を、子供向けに書き改めた作品かも。
北の果ての冬の厳しさは、そのまま掟の厳しさに直結していますよね。
ノンフィクション作家顔負けの卓越した描写が冴え渡る。
「恥っかき」
背表紙の内容紹介で「拷問を免れる男の話」と書いてあって、ネタバレしてるじゃん!ダメじゃん!と思ったらさにあらず。
あまりに周到な法螺に、これは逃げ切るのか否かとどきどきしながら読むといいです。あらすじとラストに開いた口が塞がらなくなります。そして己の発想の貧困さを嘆じるがいい(すごい自嘲)。
すぐれた作家の発想力というやつは、死角をついて何事かを破壊して突破してゆく瞬発力に溢れていますよね。そしてその発想を肉付けする描写の分厚さは、作者の体験に支えられているのかもなー。
すごい経歴だ作者。
「マルセイエーズ」を「まじないの言葉」として歌う男の心情がいいなー。北の果て、極寒の地で、拷問を免れるための大法螺の中に、かつて辿ったヨーロッパの思い出が恋の歌が込められているこの落差。その落差を生んだ男の姿。
お前背中がすすけてるぜ!(全然違う)
「死の同心円」
原題は「ミダス王の従者」ですが、翻訳されたときのタイトルが秀逸だったということでこちらにしたそうですボルヘスが。
昔読んだ(またですすいません)推理小説で、シリアス度はさがりますがこれそっくりのものがあるのを不意に思い出しました。
確か「ブルーライオンズ」とか名乗る一団が、無差別に毒を盛って回ることで「脅迫」を行うという筋。この場合、日本国民全員が人質になるわけですが、監禁も誘拐もないのに人質というのはどうなの?という問に対して、探偵が「辞書的な意味合いで言えばばっちり人質です」と答えるんです。探偵は「こんな名前を名乗るからには、高学歴で教養のある集団でに違いない」と名前だけで犯人像を絞り込んでたな。「なんでそんなことがわかるのよ」って女性に突っ込まれて理由を答えてた気がする。
ちなみに毒が仕込まれたのはその辺の喫茶店のシュガーポット。これは確か。
あと、高村薫の『レディージョーカー』がビール会社相手にした脅迫ではじまる物語でした。
これら推理小説と一線を画すのは、彼ら「ミダス王の従者」がとてもオートマチックなシステムであることかしら。
しかし警察が無能だな。
「影と光」
まったく正反対の方法で姿を消すことを実現した二人の科学者の壮絶な争い?
むしろ幼い頃から天敵として対立する二人の最後の死闘が、姿を消す発明の成功にあったんじゃないかしら。
光を透過することによって透明化する理屈は理解できますが、光を吸収することによって透明化する理屈が、どうしても理解・想像できない。
どんなことになってるんだその「究極の黒」ってー。
と、ここまで考えて気がついた。ブラックホールって観察できてますがなんで?
最近感想を書くごとに、頭の悪さに拍車がかかっているのが判明して嫌な感じです。超頑張れ自分。
『【バベルの図書館 4】 カフカ -禿鷲-』
2007年1月28日 読書http://diarynote.jp/d/47804/20070124.html
あらためてちゃんと感想を書きます。
ボルヘスのセンスは、短編集の一発目に何を持ってくるべきか心得ているどころか、何を持ってきたら読者を撃ち殺せるのか知り尽くしてるとしか思えない輝きっぷりです。
「禿鷲」がトップバッターにあるのは周到すぎる。手放しで絶賛してみます。
「禿鷲」
カフカの短編を読むのがはじめてなので、編者が前書きで「短編はカフカを十二分にあらわしうる」というようなことを述べているのを半信半疑でページをめくりました。するとこれだー。
これだけ短いのに途中で、まさか『生きてるか死んでるかはっきりさせてください』『わかった、今はっきりさせる!(銃声)はっきりした!死んでるぞ!で、どうしたらいいんだ?』というジョーク落ちなのかと思ったら、予想以上にひどかった。
乾いていてシニックで、ばっさりとした感触がカフカ長編にはない目新しさで惚れ直しました。そしてあえて短編集をカフカの巻に編んでしまうボルヘスにも惚れ直しました。もうこのシリーズ読むほどボルヘスに愛。
「最初の悩み」
浮世離れしたブランコ芸人の悩みを主眼に、悩みの尽きることのない現実が描かれていてその落差に目をぱちくり。ファンタジーのようなおもむき。なんのつながりもなくエンデの『鏡の中の鏡』を連想しました。
「雑種」
猫と羊の中間の変な生き物。を、どう解釈するかで大変深刻な物語になるそうですが。『長靴を履いた猫』あたりを連想するのはまっとうなのかしら。
「町の紋章」
サイコー。これサイコー。バビロンが待ち焦がれる神の鉄槌。長編が絶えざる中断と延期によってできているという解説を読んだあとだと、この短さの中にどうしようもない延期が詰まっているのがわかってとても素敵。
タイトルは作者ではなく、遺稿から短編集を発行した編集者のセンスらしいですぜ。すごい編集。
「よくある混乱」
すっごい好き。平然と「ある日は10分で行けたのに、なにもかわらない道のりを翌日10時間かかった」とかシュールを通り越して幻想一歩手前なのに、やけにリアリスティックな文章がたまらない。
「ジャッカルとアラビア人」
ジャッカルがくわえてきた、小さな錆びた鋏に心臓を射抜かれました。「これにて幕!」など芝居がかった台詞もたまらん。
「十一人の息子」
十一人の息子を紹介しているだけの話。なのに短編。すごい。だんだん語彙が尽きてきて、すごいとか素敵とかしか言えなくなってくる。
「ある学会報告」
冒頭の、報告します、という宣言が抜群にいい。衝撃的で予想もつかない宣言からはじまる物語。
「万里の長城」
なんでドイツ人が、中国の皇帝信仰を理解しているのかそこが一番不思議。わたしはよく似た天皇制のある日本の人間だからまだ理解が及ぶのはさほど不思議ではないのですが、ドイツヨーロッパなのになんで中国のこの民衆のありようを見てきたように書けてしまうのかなあ。
あっ、ドイツも一時期帝政でしたっけ。
いやでも国同士が隣接しまくってるあのヨーロッパで、なんで中国の広大さを読み手が「そんなに広いのかー」と感心するほど書けてしまうのか。もはや想像を絶する作家のわざです。
文庫でカフカの短編集があるという情報を仕入れたので、買おうと思いました。
カフカは読みにくいので、はじめて読む人は長編より短編から入ったほうがいい、というかもっと短編の存在と素晴らしさについてアピールするべきですよいろんな人。
これを最初に読んでいたら、今頃までだらだらカフカーカフカーどうしようかなー、と言いながら集めてなかったと確信できる。
あらためてちゃんと感想を書きます。
ボルヘスのセンスは、短編集の一発目に何を持ってくるべきか心得ているどころか、何を持ってきたら読者を撃ち殺せるのか知り尽くしてるとしか思えない輝きっぷりです。
「禿鷲」がトップバッターにあるのは周到すぎる。手放しで絶賛してみます。
「禿鷲」
カフカの短編を読むのがはじめてなので、編者が前書きで「短編はカフカを十二分にあらわしうる」というようなことを述べているのを半信半疑でページをめくりました。するとこれだー。
これだけ短いのに途中で、まさか『生きてるか死んでるかはっきりさせてください』『わかった、今はっきりさせる!(銃声)はっきりした!死んでるぞ!で、どうしたらいいんだ?』というジョーク落ちなのかと思ったら、予想以上にひどかった。
乾いていてシニックで、ばっさりとした感触がカフカ長編にはない目新しさで惚れ直しました。そしてあえて短編集をカフカの巻に編んでしまうボルヘスにも惚れ直しました。もうこのシリーズ読むほどボルヘスに愛。
「最初の悩み」
浮世離れしたブランコ芸人の悩みを主眼に、悩みの尽きることのない現実が描かれていてその落差に目をぱちくり。ファンタジーのようなおもむき。なんのつながりもなくエンデの『鏡の中の鏡』を連想しました。
「雑種」
猫と羊の中間の変な生き物。を、どう解釈するかで大変深刻な物語になるそうですが。『長靴を履いた猫』あたりを連想するのはまっとうなのかしら。
「町の紋章」
サイコー。これサイコー。バビロンが待ち焦がれる神の鉄槌。長編が絶えざる中断と延期によってできているという解説を読んだあとだと、この短さの中にどうしようもない延期が詰まっているのがわかってとても素敵。
タイトルは作者ではなく、遺稿から短編集を発行した編集者のセンスらしいですぜ。すごい編集。
「よくある混乱」
すっごい好き。平然と「ある日は10分で行けたのに、なにもかわらない道のりを翌日10時間かかった」とかシュールを通り越して幻想一歩手前なのに、やけにリアリスティックな文章がたまらない。
「ジャッカルとアラビア人」
ジャッカルがくわえてきた、小さな錆びた鋏に心臓を射抜かれました。「これにて幕!」など芝居がかった台詞もたまらん。
「十一人の息子」
十一人の息子を紹介しているだけの話。なのに短編。すごい。だんだん語彙が尽きてきて、すごいとか素敵とかしか言えなくなってくる。
「ある学会報告」
冒頭の、報告します、という宣言が抜群にいい。衝撃的で予想もつかない宣言からはじまる物語。
「万里の長城」
なんでドイツ人が、中国の皇帝信仰を理解しているのかそこが一番不思議。わたしはよく似た天皇制のある日本の人間だからまだ理解が及ぶのはさほど不思議ではないのですが、ドイツヨーロッパなのになんで中国のこの民衆のありようを見てきたように書けてしまうのかなあ。
あっ、ドイツも一時期帝政でしたっけ。
いやでも国同士が隣接しまくってるあのヨーロッパで、なんで中国の広大さを読み手が「そんなに広いのかー」と感心するほど書けてしまうのか。もはや想像を絶する作家のわざです。
文庫でカフカの短編集があるという情報を仕入れたので、買おうと思いました。
カフカは読みにくいので、はじめて読む人は長編より短編から入ったほうがいい、というかもっと短編の存在と素晴らしさについてアピールするべきですよいろんな人。
これを最初に読んでいたら、今頃までだらだらカフカーカフカーどうしようかなー、と言いながら集めてなかったと確信できる。
『Fate/Zero』
2007年1月27日 読書はっはっはっ(爽やかに)。
奥付見たら発行が見事に「TYPE-MOON」になってて、もう言い逃れのしようがない。
虚淵玄+TYPE-MOONによる、「Fate/stay night」の公式番外編。
アニメイトとかとらのあなとか、その手のショップ及び公式通販で手に入るので開き直って感想書くよ!書くよ!
でもうっかりすると大変なことになりそうなので、色々と抑え気味に箇条書き。
・男性向け18禁であるのに公式最萌キャラが19歳ヘタレ男子(童貞)というありえなさ。虚淵玄超愛してる。
・アイリスフィール+男装セイバーという百合主従よりも上記のウェイバー主従の方が萌えるってどうよ。以下同文。
・イリヤ超かわいい。
・遠坂父が思ってたのと180度違う人でびっくりした。
・素敵嫌味教官VS駄目主席生徒の将来が楽しみ。
・ほんとウェイバー主従は思い出すだけでほこほこします。にやにや。
・脱稿がそんなに早かったのに、どうして誤字脱字誤植が直ってないんでしょうか。ちゃんと手入れされてない印象が拭えない。
・もしかして長い沈黙の原因はスランプでしたか御大。
全4巻とか次巻が3月とか、一部の人間を殺そうと目論んでるとしか思えない。
踊り踊って踊らされ。
奥付見たら発行が見事に「TYPE-MOON」になってて、もう言い逃れのしようがない。
虚淵玄+TYPE-MOONによる、「Fate/stay night」の公式番外編。
アニメイトとかとらのあなとか、その手のショップ及び公式通販で手に入るので開き直って感想書くよ!書くよ!
でもうっかりすると大変なことになりそうなので、色々と抑え気味に箇条書き。
・男性向け18禁であるのに公式最萌キャラが19歳ヘタレ男子(童貞)というありえなさ。虚淵玄超愛してる。
・アイリスフィール+男装セイバーという百合主従よりも上記のウェイバー主従の方が萌えるってどうよ。以下同文。
・イリヤ超かわいい。
・遠坂父が思ってたのと180度違う人でびっくりした。
・素敵嫌味教官VS駄目主席生徒の将来が楽しみ。
・ほんとウェイバー主従は思い出すだけでほこほこします。にやにや。
・脱稿がそんなに早かったのに、どうして誤字脱字誤植が直ってないんでしょうか。ちゃんと手入れされてない印象が拭えない。
・もしかして長い沈黙の原因はスランプでしたか御大。
全4巻とか次巻が3月とか、一部の人間を殺そうと目論んでるとしか思えない。
踊り踊って踊らされ。
AAで購入失敗日記(雑記)
2007年1月25日 雑記11日に注文して一週間後に取次ぎさんに搬入ということはー、そろそろ入荷ね!
とうきうきして行きつけの本屋さんへ行きました。
「店長ー、例のアレ入りましたかー?」
カウンターに西尾維新が飾ってありました。
「おお、入ったのね!」
「どっちも1冊だけだったよー」
「うわーい、でもありがとう講談社さん、1冊でも買えれば十分です、ひゃっほい」
(中略)
「みじんこ(仮名)さん、『DDD』はお客さんが買ってちゃった……」
「ええええええええ、わたし買うって言ったじゃないですか、とっておいてくださいって念を押したじゃないですかー!」
ぽかーん→しょぼーん→ぶわ(AA略)
どうやら『刀語』を買うと勘違いされていたようです。
その後涙に暮れながら、自転車で知る限りの本屋をめぐるわたし。
3時間かけて収穫ゼロでとぼとぼ帰るわたし。
西尾・清涼院は残っているのにきのこだけ全滅なんて……!
それ系に詳しい本屋ではきっちり『空の境界』が平積みされててちょっと笑った。
何処の本屋でもお断り文句が「増刷待ち」だったのが余計涙を誘う。
増刷待ちだからこそ今ある初版在庫を捜し歩いてるんじゃないですか……。
くそう、こういうときオタクの習性が自分を苦しめていると思い知る。
増刷までに大手ショップをめぐる機会が果たして訪れるのか否か。
もしかしてまたヤフオクでタイ米は炊く、もとい大枚はたくはめになるのか、
後者は絶対無いと誰か言っておくれ!
今日の午後はゆっくり休む予定だったのに、本屋めぐりで時間がなくなりました。
おやすみなさい。
とうきうきして行きつけの本屋さんへ行きました。
「店長ー、例のアレ入りましたかー?」
カウンターに西尾維新が飾ってありました。
「おお、入ったのね!」
「どっちも1冊だけだったよー」
「うわーい、でもありがとう講談社さん、1冊でも買えれば十分です、ひゃっほい」
(中略)
「みじんこ(仮名)さん、『DDD』はお客さんが買ってちゃった……」
「ええええええええ、わたし買うって言ったじゃないですか、とっておいてくださいって念を押したじゃないですかー!」
ぽかーん→しょぼーん→ぶわ(AA略)
どうやら『刀語』を買うと勘違いされていたようです。
その後涙に暮れながら、自転車で知る限りの本屋をめぐるわたし。
3時間かけて収穫ゼロでとぼとぼ帰るわたし。
西尾・清涼院は残っているのにきのこだけ全滅なんて……!
それ系に詳しい本屋ではきっちり『空の境界』が平積みされててちょっと笑った。
何処の本屋でもお断り文句が「増刷待ち」だったのが余計涙を誘う。
増刷待ちだからこそ今ある初版在庫を捜し歩いてるんじゃないですか……。
くそう、こういうときオタクの習性が自分を苦しめていると思い知る。
増刷までに大手ショップをめぐる機会が果たして訪れるのか否か。
もしかしてまたヤフオクでタイ米は炊く、もとい大枚はたくはめになるのか、
後者は絶対無いと誰か言っておくれ!
今日の午後はゆっくり休む予定だったのに、本屋めぐりで時間がなくなりました。
おやすみなさい。
『【バベルの図書館 5】 ジャック・ロンドン -死の同心円-』
2007年1月24日 読書ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/井上謙治訳 イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻にみずから序文を付した、夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、文学のすべてがこの30冊のなかに! イタリア・オリジナルの装幀。まったく逆の発想から透明人間になる方法をあみ出した2人の科学者が、透明状態のまま宿命的な闘争をおこすSF的物語「影と光」ほか「マプヒの家」「生命の掟」「恥っかき」「死の同心円」全5篇を収録。
ジャック・ロンドン初めて読んだ。
涙が出そうになった。
『【バベルの図書館 4】 カフカ -禿鷲-』
2007年1月24日 読書ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/池内紀訳 イタリア、フランス、ドイツ、スペインで刊行された国際的出版物の日本語版。現代文学の巨匠J.L.ボルヘスが編集、各巻にみずから序文を付した、夢と驚異と幻想の全く新しい「世界文学全集」。ポー、カフカ、ドストエフスキーからアラビアン・ナイト、聊斎志異まで、文学のすべてがこの30冊のなかに! イタリア・オリジナルの装幀。アフリカの黄金海岸で捕獲された1匹の猿が、さまざまな訓練・授業によってヨーロッパ人の平均的教養を身につけ、自らの半生をアカデミーに報告する(「ある学会報告」)。悪夢の世界を現出する短篇11篇。
収録作品は以下の通り。
「禿鷹」
「断食芸人」
「最初の悩み」
「雑種」
「町の紋章」
「プロメテウス」
「よくある混乱」
「ジャッカルとアラビア人」
「十一人の息子」
「ある学会報告」
「万里の長城」
カフカの短編なんてはじめて読んだ。
もうたまらん。
カフカもボルヘスもサイコー。
感想は後日詳しく気合を入れて書く予定。
もう少しで図書カード使い切るぜ購入日記
2007年1月23日 購入日記長らく探していた本がようやく入荷したのでゲット。
『どん亀艦長青春記』板倉三馬、光人社NF文庫
敵機に発見されたときに「総員帽を振れー!」で凌いだエピソードで有名なあの人。
実家には多分あるんだろうなあ。ああー。
ついでにもう1冊。
『海軍航空隊よもやま物語』前田勲、光人社NF文庫
この「よもやま」系は海軍も陸軍も面白エピソード満載で好き。
さー、ますます本棚が(ないけど)カオスになって参りました。
『どん亀艦長青春記』板倉三馬、光人社NF文庫
敵機に発見されたときに「総員帽を振れー!」で凌いだエピソードで有名なあの人。
実家には多分あるんだろうなあ。ああー。
ついでにもう1冊。
『海軍航空隊よもやま物語』前田勲、光人社NF文庫
この「よもやま」系は海軍も陸軍も面白エピソード満載で好き。
さー、ますます本棚が(ないけど)カオスになって参りました。
たまってる後回しの感想を
2007年1月22日 雑記読んだ記録だけつけて、「感想はあとで」とあとまわしにしてる本がかなりたまってきました……。
どうしたものか。
書き足すと新しい記事としてあがってこないしなあ。
かといって日付をあらためて書くと、前の記事とうまいことリンクさせられないし。
むむむ。
何かいい方法を考えないと。
今年の目標その2に、「去年ためた感想をちゃんと消化する」が追加されました。
どうしたものか。
書き足すと新しい記事としてあがってこないしなあ。
かといって日付をあらためて書くと、前の記事とうまいことリンクさせられないし。
むむむ。
何かいい方法を考えないと。
今年の目標その2に、「去年ためた感想をちゃんと消化する」が追加されました。
『そのケータイはXXで』
2007年1月22日 読書上甲宣之、宝島文庫。
おお、上甲って一発変換できるんだ。ちょっと意外。
女子大生二人組が、旅行で訪れたひなびた温泉地。ひなびるを通り越して外界と隔絶したようなその村は、ミステリ愛読者ならその場で迷わず引き返したくなるほど怪しい村だった。
のっけから「今すぐそこを脱出しろ、さもないと片手片足片目を奪われて、”生き神”として一生幽閉されるぞ」という謎の電話がヒロインにかかってきて、その電話の通りにヒロイン・しよりを捕らえようと村人たちが襲い来る。
とっさに連想したもの→インスマウス大脱出行。
しよりの連れであるもう一人のヒロイン・愛子は、たまたま温泉から宿に戻るのが遅れたおかげで、村人から襲われることは避けられるが、正体不明の殺人鬼とトイレで荒木飛呂彦ばりの戦いを繰り広げることになる。
とっさに連想したもの→ジョジョ第三部のポルナレフ(解説にいわく、作者は執筆時第四部を特に意識してやったそうです)。
民俗学ネタで閉鎖した村からの決死の脱出というばっちりなつかみにはじまり、トイレで殺人鬼と機転を頼りにひたすら戦うアクションの大盤振る舞い。一度動き始めると全てがノンストップ。
なのにミステリとしての仕掛けはむしろ硬派ですなー。「誰の言っていることが本当なのか?信じるべきは誰なのか?」
この選択を間違えると、即デッドエンドの命がけの疑心暗鬼と葛藤。もちろん悠長に考えている時間はなく、選べなければやはりデッドエンド。嘘はないか矛盾はないか、考えても考えても、答えが出そうになると携帯が切れる。あるいは新しい材料が飛び出してくる。
……あれ?ミステリ?
読み終えてタイトルを見ると、まったく完璧なタイトルですね。
ヒロイン二人の行動は最後まで交差するものの一致せず、携帯電話はこれでもかと物語を引っ張る。
解説が内容を的確に表現してる上に面白いので、買おうかどうか迷ったら解説をどうぞ。解説できゅぴーんときたら、間違いなし。
愛子の喋り方や、「?!」が頻繁に使われるなど、最初は砕けすぎた文体にちょっと引っかかりを覚えましたが、しよりが部屋から脱出する頃には気にならなくなってました。
内容が面白ければこのくらいささいなことですよ。
続編も買ってきてあるので、とても楽しみです。
おお、上甲って一発変換できるんだ。ちょっと意外。
女子大生二人組が、旅行で訪れたひなびた温泉地。ひなびるを通り越して外界と隔絶したようなその村は、ミステリ愛読者ならその場で迷わず引き返したくなるほど怪しい村だった。
のっけから「今すぐそこを脱出しろ、さもないと片手片足片目を奪われて、”生き神”として一生幽閉されるぞ」という謎の電話がヒロインにかかってきて、その電話の通りにヒロイン・しよりを捕らえようと村人たちが襲い来る。
とっさに連想したもの→インスマウス大脱出行。
しよりの連れであるもう一人のヒロイン・愛子は、たまたま温泉から宿に戻るのが遅れたおかげで、村人から襲われることは避けられるが、正体不明の殺人鬼とトイレで荒木飛呂彦ばりの戦いを繰り広げることになる。
とっさに連想したもの→ジョジョ第三部のポルナレフ(解説にいわく、作者は執筆時第四部を特に意識してやったそうです)。
民俗学ネタで閉鎖した村からの決死の脱出というばっちりなつかみにはじまり、トイレで殺人鬼と機転を頼りにひたすら戦うアクションの大盤振る舞い。一度動き始めると全てがノンストップ。
なのにミステリとしての仕掛けはむしろ硬派ですなー。「誰の言っていることが本当なのか?信じるべきは誰なのか?」
この選択を間違えると、即デッドエンドの命がけの疑心暗鬼と葛藤。もちろん悠長に考えている時間はなく、選べなければやはりデッドエンド。嘘はないか矛盾はないか、考えても考えても、答えが出そうになると携帯が切れる。あるいは新しい材料が飛び出してくる。
……あれ?ミステリ?
読み終えてタイトルを見ると、まったく完璧なタイトルですね。
ヒロイン二人の行動は最後まで交差するものの一致せず、携帯電話はこれでもかと物語を引っ張る。
解説が内容を的確に表現してる上に面白いので、買おうかどうか迷ったら解説をどうぞ。解説できゅぴーんときたら、間違いなし。
愛子の喋り方や、「?!」が頻繁に使われるなど、最初は砕けすぎた文体にちょっと引っかかりを覚えましたが、しよりが部屋から脱出する頃には気にならなくなってました。
内容が面白ければこのくらいささいなことですよ。
続編も買ってきてあるので、とても楽しみです。
横溝正史、角川文庫。
内容とはまったく関係ないのですが、今度角川映画三十周年記念で映像化される『犬神家の一族』のスチルが、帯と挟み込みチラシにどーんと載っていました。
実におかしい。
作中の異様な空気を一身に担うあのマスクが、腹抱えて笑ってしまうほどおかしいものになってしまってました。
字面で見ると、それだけで異様な状況であることがわかって、薄ら寒い感じのする素晴らしい道具立てなのに、絵で見るとどうしてこうも間抜けなのか。読者のときはあった当事者である感覚が、観客になるとなくなるからだろうか。
いやもう笑った笑った。
「スケキヨ」(脚二本がにょきーんのアレ)も爆笑絵面になっちゃうのかしら……。
ここまで前振り。
表題作「殺人鬼」以外の収録作品は以下の通り。
「黒蘭姫」
「香水心中」
「百日紅の下にて」
全編、金田一さん出番です。
「黒蘭姫」は、黒蘭姫というネーミングがすごい。横溝正史はときどき、ものすごいネーミングをしてくるけれど、横溝正史なのでこれが「ありえない」ネーミングなのか「あり」なのかわからなくてとても気になります。百貨店にくる謎の女性客のあだ名に黒蘭姫。他の作家なら「それはない。絶対無い」と突っ込めるのに。恐るべし横溝正史。
ちなみにラノベなら「あーそうですよねそういうものですよね」と素直に納得します。
内容?黒いコートに黒いベールで顔を隠した、訳ありの万引き客と殺人事件という素敵な取り合わせでした。
「香水心中」
また軽井沢。信越線っていう単語を見ると郷愁をかき立てられます。入り組んだ血縁はいつものことながら、今回は登場人物が「道具立て」という以上に、何か際立っていてよかった。特に松樹と松彦の関係と人間が。
「百日紅の下にて」
これは……!「集まった人間たちで宴会をおこなう。その最中に毒で一人が死ぬ。さて毒を盛ったのは誰か?」という好きな人間にはたまらないシチュエーション。しかも、事件はその場で起こったのではなく、既にある解決をつけられた古い事件を「探偵が、事件に居合わせた人間から丹念に話を聞いた結果解決」というこれまた好きな人には垂涎ものの展開。
じゅるり。
あ、よだれ出た。
「グラスに毒を盛る」あるいは「毒を盛ったグラスをいかに標的に渡すか」に工夫を凝らすのがこのシチュエーションの粋ですが、これでもかこれでもかと色々な方法が出てきて、それを聞いた話だけで丹念に追っていくという展開がたまりません。
有栖川有栖の短編でもこんなのありましたね。古畑任三郎のグラスを渡すテクニックが理解できなくて酢を飲まされまくった懐かしい記憶。
で、表題作「殺人鬼」。
元夫という義足の男に付きまとわれる美しい女性と、たまたま知り合いになる推理小説家。顔の見えない犯人は、当然(思われていた人間と)別人というのはもはやお約束なのでネタバレにはならないと思います。真犯人が意外な人であるのはこれまた当然ですが、真犯人の別の顔が本当に意外でよかった。しかもその後更に逆転ありで事件だけでない全体のひっくり返しが仕掛けてあるのが好みのツボにどんぴしゃ。そしてそれを更にひっくり返す探偵素晴らしい。
こういう、事件だけでなくもっと上の段階でひっくり返してくれるサプライズ大好きだ。
あらためて冒頭から見返すと、計算された緻密な構成でため息が出ます。
「殺人鬼」の巧さと、「百日紅」の好みど真ん中さが特にヒットでした。
内容とはまったく関係ないのですが、今度角川映画三十周年記念で映像化される『犬神家の一族』のスチルが、帯と挟み込みチラシにどーんと載っていました。
実におかしい。
作中の異様な空気を一身に担うあのマスクが、腹抱えて笑ってしまうほどおかしいものになってしまってました。
字面で見ると、それだけで異様な状況であることがわかって、薄ら寒い感じのする素晴らしい道具立てなのに、絵で見るとどうしてこうも間抜けなのか。読者のときはあった当事者である感覚が、観客になるとなくなるからだろうか。
いやもう笑った笑った。
「スケキヨ」(脚二本がにょきーんのアレ)も爆笑絵面になっちゃうのかしら……。
ここまで前振り。
表題作「殺人鬼」以外の収録作品は以下の通り。
「黒蘭姫」
「香水心中」
「百日紅の下にて」
全編、金田一さん出番です。
「黒蘭姫」は、黒蘭姫というネーミングがすごい。横溝正史はときどき、ものすごいネーミングをしてくるけれど、横溝正史なのでこれが「ありえない」ネーミングなのか「あり」なのかわからなくてとても気になります。百貨店にくる謎の女性客のあだ名に黒蘭姫。他の作家なら「それはない。絶対無い」と突っ込めるのに。恐るべし横溝正史。
ちなみにラノベなら「あーそうですよねそういうものですよね」と素直に納得します。
内容?黒いコートに黒いベールで顔を隠した、訳ありの万引き客と殺人事件という素敵な取り合わせでした。
「香水心中」
また軽井沢。信越線っていう単語を見ると郷愁をかき立てられます。入り組んだ血縁はいつものことながら、今回は登場人物が「道具立て」という以上に、何か際立っていてよかった。特に松樹と松彦の関係と人間が。
「百日紅の下にて」
これは……!「集まった人間たちで宴会をおこなう。その最中に毒で一人が死ぬ。さて毒を盛ったのは誰か?」という好きな人間にはたまらないシチュエーション。しかも、事件はその場で起こったのではなく、既にある解決をつけられた古い事件を「探偵が、事件に居合わせた人間から丹念に話を聞いた結果解決」というこれまた好きな人には垂涎ものの展開。
じゅるり。
あ、よだれ出た。
「グラスに毒を盛る」あるいは「毒を盛ったグラスをいかに標的に渡すか」に工夫を凝らすのがこのシチュエーションの粋ですが、これでもかこれでもかと色々な方法が出てきて、それを聞いた話だけで丹念に追っていくという展開がたまりません。
有栖川有栖の短編でもこんなのありましたね。古畑任三郎のグラスを渡すテクニックが理解できなくて酢を飲まされまくった懐かしい記憶。
で、表題作「殺人鬼」。
元夫という義足の男に付きまとわれる美しい女性と、たまたま知り合いになる推理小説家。顔の見えない犯人は、当然(思われていた人間と)別人というのはもはやお約束なのでネタバレにはならないと思います。真犯人が意外な人であるのはこれまた当然ですが、真犯人の別の顔が本当に意外でよかった。しかもその後更に逆転ありで事件だけでない全体のひっくり返しが仕掛けてあるのが好みのツボにどんぴしゃ。そしてそれを更にひっくり返す探偵素晴らしい。
こういう、事件だけでなくもっと上の段階でひっくり返してくれるサプライズ大好きだ。
あらためて冒頭から見返すと、計算された緻密な構成でため息が出ます。
「殺人鬼」の巧さと、「百日紅」の好みど真ん中さが特にヒットでした。
そんな書評にだまされて・購入日記
2007年1月20日 購入日記「だまされて」はただのノリです。ネタです。通じるかどうかあやしくても使う。そして決して騙されたわけではなく、いつもいつも当てにさせてもらっている書評サイトさんの書評につられました。しかしそのサイトさんを公表するといろいろバレて大変なので秘密。
『そのケータイはXXで』上甲宣之、宝島社文庫
『地獄のババ抜き』同上
まったく関係ないですが、雑誌の表紙に何故か茜さん(あんな字出ない)がいるので、いぶかしく思って中身をチラ見したら、魅音伸びてるーーーー!
あー、そうか、美人になるとは常々思っていたが、こうなるのかー、とすごく納得。
『そのケータイはXXで』上甲宣之、宝島社文庫
『地獄のババ抜き』同上
まったく関係ないですが、雑誌の表紙に何故か茜さん(あんな字出ない)がいるので、いぶかしく思って中身をチラ見したら、魅音伸びてるーーーー!
あー、そうか、美人になるとは常々思っていたが、こうなるのかー、とすごく納得。
『フルーツバスケット』22巻
『ルードヴィッヒ革命』2巻
「お別れがさびしい」でぐっときてほろりとしましたよ。さすが20巻超の積み上げは伊達じゃねえ。
本誌連載が終わったことを知ったとき、ほんとに終われたんだすごいなあと失礼なことを考えました。
見事なもんだ。
むかーし「ルーイ王子に似てますよね」と言われました。
失敬な!わたしは天然巨乳とは対極の、人外貧乳ロリクールが好きなのよ!
今「きょにゅう」って変換したら「虚乳」って出ました。
このパソコン調教されすぎです。
エロゲもメイドも触手も完璧だ……いつのまに。
『ルードヴィッヒ革命』2巻
「お別れがさびしい」でぐっときてほろりとしましたよ。さすが20巻超の積み上げは伊達じゃねえ。
本誌連載が終わったことを知ったとき、ほんとに終われたんだすごいなあと失礼なことを考えました。
見事なもんだ。
むかーし「ルーイ王子に似てますよね」と言われました。
失敬な!わたしは天然巨乳とは対極の、人外貧乳ロリクールが好きなのよ!
今「きょにゅう」って変換したら「虚乳」って出ました。
このパソコン調教されすぎです。
エロゲもメイドも触手も完璧だ……いつのまに。
『真空融接』びっけ。
上下巻同時刊行なのを一目ぼれジャケ買いしてきましたー。
BLレーベルなのに、またしてもBL要素が3割り切ってるんじゃないかという本で、そろそろそういう運命なのかとあきらめ気味です。
いいんだ、BLと縁がなくても。それっぽい本のほうが直球それな本より好みだから。
あと、どのくらいのペースで自分がお金を突っ込んでいるのか把握しようと思って、図書カード5000円のを1枚買いました。
金券ショップで買うと割り引きついて更にお得。
使い切ったら報告しようと思います。
まーやろうと思えば1冊で5000円不足するような本も、欲しいリストに何冊か入ってるんですがね。
上下巻同時刊行なのを一目ぼれジャケ買いしてきましたー。
BLレーベルなのに、またしてもBL要素が3割り切ってるんじゃないかという本で、そろそろそういう運命なのかとあきらめ気味です。
いいんだ、BLと縁がなくても。それっぽい本のほうが直球それな本より好みだから。
あと、どのくらいのペースで自分がお金を突っ込んでいるのか把握しようと思って、図書カード5000円のを1枚買いました。
金券ショップで買うと割り引きついて更にお得。
使い切ったら報告しようと思います。
まーやろうと思えば1冊で5000円不足するような本も、欲しいリストに何冊か入ってるんですがね。
川端康成、新潮文庫。
眠らせたうつくしい娘を、夜な夜な老人に差し出す娼家。
ノーベル賞作家が力の限り描く変態とかエロスとか。
詳しい感想はあとで。
「片腕」が素晴らしく好みでした。
眠らせたうつくしい娘を、夜な夜な老人に差し出す娼家。
ノーベル賞作家が力の限り描く変態とかエロスとか。
詳しい感想はあとで。
「片腕」が素晴らしく好みでした。
1冊から調整入りま〜す
2007年1月11日 雑記12ヶ月連続西尾維新&清涼院流水、そして奈須きのこと、講談社BOXってある意味隔離レーベル?と失礼なことを考えていたら、バチがあたりました。
行きつけの本屋に入荷無し。
ちょっとおお?!と店長に詰め寄ったら、
「講談社に直接電話で注文したんだけど、西尾維新が1冊から、奈須きのこが3冊から調整入るって。
足りない分は1月中旬の重版待ち」
訳:西尾維新は1冊も入らないかもしれません。奈須きのこは3冊以上入荷は難しいですね。
十分な量入ってくるのは1月中旬の重版以降です。
ああああああ。
でもその「1冊」はわたしのために確保してもらったので、何とかなると思います。
行きつけの本屋に入荷無し。
ちょっとおお?!と店長に詰め寄ったら、
「講談社に直接電話で注文したんだけど、西尾維新が1冊から、奈須きのこが3冊から調整入るって。
足りない分は1月中旬の重版待ち」
訳:西尾維新は1冊も入らないかもしれません。奈須きのこは3冊以上入荷は難しいですね。
十分な量入ってくるのは1月中旬の重版以降です。
ああああああ。
でもその「1冊」はわたしのために確保してもらったので、何とかなると思います。
『タイタス・クロウの事件簿』
2007年1月1日 読書ブライアン・ラムレイ、夏来健次訳、創元推理文庫。
タイムリーな読了タイミングではありますが、ちょっと今忙しいのであとで。
むしろあと5日くらいは忙しそうなのは突っ込み不可。
タイムリーな読了タイミングではありますが、ちょっと今忙しいのであとで。
むしろあと5日くらいは忙しそうなのは突っ込み不可。
2006年読書リスト
2006年12月31日 雑記毎年恒例活字本の既読リストです。並べてみただけ。しかも中身が恥ずかしいなあ。
『毛利元就』松永義弘、学陽書房人物文庫
『超妹大戦シスマゲドン』古橋秀之、ファミ通文庫
『まんげつのよるに』木村裕一作、あべ弘士絵、講談社
『美人画報ハイパー』安野モヨコ、講談社文庫
『夢十夜 他二篇』夏目漱石、岩波文庫
『もてない男 ――恋愛論を超えて』小谷野敦、ちくま新書
『メルクリウスプリティ 錬金術師の憂鬱』苑崎透、電撃文庫
『新リア王』(下巻)高村薫、新潮社
『伝奇集』J.L.ボルヘス作、鼓直訳、岩波文庫
『天を騒がす落とし物』
『嵐を招く道士たち』
『泥を操るいくじなし』
『夢を惑わす頑固者』
『黒い炎の挑戦者』
『憎みきれない好敵手』
『闇をあざむく龍の影』
『刃を砕く復讐者』(上下)
『くちづけよりも熱い拳』
『切れる女に手を出すな』
『名誉を越えた闘い』
『夢の涯』
『最後の宝具』ろくごまるに、富士見ファンタジア文庫
『怪談の学校』怪談之怪(京極夏彦、木原浩勝、中山市朗、東雅夫)、メディアファクトリー
『春の雪』三島由紀夫、新潮文庫
『陰陽師 太極ノ巻』夢枕獏、文春文庫
『完訳 ペロー童話集』新倉朗子訳、岩波文庫
『オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス』上遠野浩平、電撃文庫
『ノウェム』古橋秀之、電撃文庫
『蟲忍』古橋秀之&前嶋重機、徳間デュアル文庫
『薄暗い花園』岩井志麻子、双葉文庫
『銃とチョコレート』乙一、講談社ミステリーランド
『世界悪女物語』澁澤龍彦、河出文庫
『ラヴクラフト全集 6巻』H・P・ラヴクラフト、訳大瀧啓裕訳、創元推理文庫
『MOUSE』牧野修、ハヤカワ文庫
『ラヴクラフト全集 7巻』H・P・ラヴクラフト、大瀧啓裕訳、創元推理文庫
『マリア様がみてる くもりガラスの向こう側』
『マリア様がみてる 仮面のアクトレス』今野緒雪、コバルト文庫
『学園キノ』時雨沢恵一、電撃文庫
『小川未明童話集』小川未明、新潮文庫
『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』古橋秀之、スニーカー文庫
『ウは宇宙船のウ』レイ・ブラッドベリ、大西尹明訳、創元SF文庫
『行人』夏目漱石、岩波文庫
『ローマ人の物語1 ローマは一日にしてならず(上)』塩野七生、新潮文庫
『カルチェ・ラタン』佐藤賢一、集英社
『紅茶の本―紅茶とじょうずにつきあう法 』堀江敏樹、南船北馬舎
『蒲公英草紙――常野物語』恩田陸、集英社
『夏の名残の薔薇』恩田陸、文藝春秋
『おそるべき子供たち』コクトー著、鈴木力衛訳、岩波文庫
『水迷宮――汪の巻』
『水迷宮――瀧の巻』長野まゆみ、河出書房新社
『地獄変・偸盗』芥川龍之介、新潮文庫
『フーコーの振り子』(下巻)ウンベルト・エーコ、文春文庫
『城』フランツ・カフカ、前田敬作訳、新潮文庫
『邪魅の雫』京極夏彦、講談社ノベルス
『グラン・ヴァカンス 廃園の天使1』飛浩隆、ハヤカワ文庫
『家守綺譚』梨木香歩、新潮文庫
『一千一秒物語』稲垣足穂、新潮文庫
『キノの旅 10』時雨沢恵一、電撃文庫
『道草』夏目漱石、岩波文庫
『月光とアムネジア』牧野修、ハヤカワ文庫
『花鬼幻燈』真堂樹、コバルト文庫
『【バベルの図書館 1】 チェスタトン -アポロンの眼- 』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/富士川義之訳
『血食 系図屋奔走セリ』物集高音、講談社ノベルス
『BLEACH2 THE HONEY DISH RHAPSODY』松原真琴、集英社
『ローマ人の物語2 ローマは一日にしてならず(下)』塩野七生、新潮文庫
『わたしのなかのかれへ (上)』倉橋由美子、講談社文庫
『【バベルの図書館 2】 サキ -無口になったアン夫人-』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/中西秀男訳
『日本以外全部沈没』筒井康隆、角川文庫
『今日からマ王?! クマハチ☆すぺしゃる』喬林知、角川ビーンズ文庫
『貧しき人びと』ドストエフスキー、木村浩訳、新潮文庫
『【バベルの図書館 3】 ホーソーン -人面の大岩-』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/酒本雅之・竹村和子訳
『美人画報ワンダー』安野モヨコ、講談社文庫
『痴情小説』岩井志麻子、新潮文庫
『小鳥たち』アナイス・ニン、矢川澄子訳、新潮文庫
『山月記・李陵 他九篇』中島敦、岩波文庫
『斬魔大聖デモンベイン ド・マリニーの時計』鋼屋ジン+古橋秀之、角川スニーカー
『喘ぎ泣く死美人』横溝正史、角川文庫
『小生物語』乙一、幻冬舎
『リサのすてきなスカーフ』アン・グットマン/文、ゲオルグ・ハンスレーベン/絵、石津ちひろ/訳、ブロンズ新社
『パルタイ』倉橋由美子、新潮文庫
しめて79冊なり。
ついに100冊切ってしまったかー……。まあ今年前半は非常に人間が不調だったので仕方ありません。
来年の目標は、『世界怖い話ふしぎな話傑作集』(金の星社)に収録されていた作品を集めること。それから山尾悠子の『作品集成』。そんで『家畜人ヤプー』あ、去年も言ってた気がする。
余裕があれば中井英夫もいきたいと思います。要するに今年よりももっと幻想文学に突っ走るぜおーいえー。
みなさま来年もよろしくお願いいたします。
『毛利元就』松永義弘、学陽書房人物文庫
『超妹大戦シスマゲドン』古橋秀之、ファミ通文庫
『まんげつのよるに』木村裕一作、あべ弘士絵、講談社
『美人画報ハイパー』安野モヨコ、講談社文庫
『夢十夜 他二篇』夏目漱石、岩波文庫
『もてない男 ――恋愛論を超えて』小谷野敦、ちくま新書
『メルクリウスプリティ 錬金術師の憂鬱』苑崎透、電撃文庫
『新リア王』(下巻)高村薫、新潮社
『伝奇集』J.L.ボルヘス作、鼓直訳、岩波文庫
『天を騒がす落とし物』
『嵐を招く道士たち』
『泥を操るいくじなし』
『夢を惑わす頑固者』
『黒い炎の挑戦者』
『憎みきれない好敵手』
『闇をあざむく龍の影』
『刃を砕く復讐者』(上下)
『くちづけよりも熱い拳』
『切れる女に手を出すな』
『名誉を越えた闘い』
『夢の涯』
『最後の宝具』ろくごまるに、富士見ファンタジア文庫
『怪談の学校』怪談之怪(京極夏彦、木原浩勝、中山市朗、東雅夫)、メディアファクトリー
『春の雪』三島由紀夫、新潮文庫
『陰陽師 太極ノ巻』夢枕獏、文春文庫
『完訳 ペロー童話集』新倉朗子訳、岩波文庫
『オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス』上遠野浩平、電撃文庫
『ノウェム』古橋秀之、電撃文庫
『蟲忍』古橋秀之&前嶋重機、徳間デュアル文庫
『薄暗い花園』岩井志麻子、双葉文庫
『銃とチョコレート』乙一、講談社ミステリーランド
『世界悪女物語』澁澤龍彦、河出文庫
『ラヴクラフト全集 6巻』H・P・ラヴクラフト、訳大瀧啓裕訳、創元推理文庫
『MOUSE』牧野修、ハヤカワ文庫
『ラヴクラフト全集 7巻』H・P・ラヴクラフト、大瀧啓裕訳、創元推理文庫
『マリア様がみてる くもりガラスの向こう側』
『マリア様がみてる 仮面のアクトレス』今野緒雪、コバルト文庫
『学園キノ』時雨沢恵一、電撃文庫
『小川未明童話集』小川未明、新潮文庫
『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』古橋秀之、スニーカー文庫
『ウは宇宙船のウ』レイ・ブラッドベリ、大西尹明訳、創元SF文庫
『行人』夏目漱石、岩波文庫
『ローマ人の物語1 ローマは一日にしてならず(上)』塩野七生、新潮文庫
『カルチェ・ラタン』佐藤賢一、集英社
『紅茶の本―紅茶とじょうずにつきあう法 』堀江敏樹、南船北馬舎
『蒲公英草紙――常野物語』恩田陸、集英社
『夏の名残の薔薇』恩田陸、文藝春秋
『おそるべき子供たち』コクトー著、鈴木力衛訳、岩波文庫
『水迷宮――汪の巻』
『水迷宮――瀧の巻』長野まゆみ、河出書房新社
『地獄変・偸盗』芥川龍之介、新潮文庫
『フーコーの振り子』(下巻)ウンベルト・エーコ、文春文庫
『城』フランツ・カフカ、前田敬作訳、新潮文庫
『邪魅の雫』京極夏彦、講談社ノベルス
『グラン・ヴァカンス 廃園の天使1』飛浩隆、ハヤカワ文庫
『家守綺譚』梨木香歩、新潮文庫
『一千一秒物語』稲垣足穂、新潮文庫
『キノの旅 10』時雨沢恵一、電撃文庫
『道草』夏目漱石、岩波文庫
『月光とアムネジア』牧野修、ハヤカワ文庫
『花鬼幻燈』真堂樹、コバルト文庫
『【バベルの図書館 1】 チェスタトン -アポロンの眼- 』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/富士川義之訳
『血食 系図屋奔走セリ』物集高音、講談社ノベルス
『BLEACH2 THE HONEY DISH RHAPSODY』松原真琴、集英社
『ローマ人の物語2 ローマは一日にしてならず(下)』塩野七生、新潮文庫
『わたしのなかのかれへ (上)』倉橋由美子、講談社文庫
『【バベルの図書館 2】 サキ -無口になったアン夫人-』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/中西秀男訳
『日本以外全部沈没』筒井康隆、角川文庫
『今日からマ王?! クマハチ☆すぺしゃる』喬林知、角川ビーンズ文庫
『貧しき人びと』ドストエフスキー、木村浩訳、新潮文庫
『【バベルの図書館 3】 ホーソーン -人面の大岩-』ホルヘ・ルイス・ボルヘス編纂・序文/酒本雅之・竹村和子訳
『美人画報ワンダー』安野モヨコ、講談社文庫
『痴情小説』岩井志麻子、新潮文庫
『小鳥たち』アナイス・ニン、矢川澄子訳、新潮文庫
『山月記・李陵 他九篇』中島敦、岩波文庫
『斬魔大聖デモンベイン ド・マリニーの時計』鋼屋ジン+古橋秀之、角川スニーカー
『喘ぎ泣く死美人』横溝正史、角川文庫
『小生物語』乙一、幻冬舎
『リサのすてきなスカーフ』アン・グットマン/文、ゲオルグ・ハンスレーベン/絵、石津ちひろ/訳、ブロンズ新社
『パルタイ』倉橋由美子、新潮文庫
しめて79冊なり。
ついに100冊切ってしまったかー……。まあ今年前半は非常に人間が不調だったので仕方ありません。
来年の目標は、『世界怖い話ふしぎな話傑作集』(金の星社)に収録されていた作品を集めること。それから山尾悠子の『作品集成』。そんで『家畜人ヤプー』あ、去年も言ってた気がする。
余裕があれば中井英夫もいきたいと思います。要するに今年よりももっと幻想文学に突っ走るぜおーいえー。
みなさま来年もよろしくお願いいたします。
今年最後の購入日記ー
2006年12月31日 購入日記『リサのすてきなスカーフ』アン・グットマン/文、ゲオルグ・ハンスレーベン/絵、石津ちひろ/訳、ブロンズ新社。
友人が「リサかわいいよねー、あんなにかわいいのにシラミなんだよ、ひどいよね!」とおすすめしてくれたので買いました。
シラミ人形こええええーーー!
こんなに可愛いのに、腹がよじれるかと思うほど笑いました。
まだ全然読んでないんですが。
それにしてもリサかわいいよリサ。絵本揃えようかな……。
友人が「リサかわいいよねー、あんなにかわいいのにシラミなんだよ、ひどいよね!」とおすすめしてくれたので買いました。
シラミ人形こええええーーー!
こんなに可愛いのに、腹がよじれるかと思うほど笑いました。
まだ全然読んでないんですが。
それにしてもリサかわいいよリサ。絵本揃えようかな……。